1 健康長寿

HSPは健康維持の大切な役割をする !

HSP(ヒート・ショック・プロテイン)とは

発熱や発疹、炎症、梗塞、がんなどの「ストレス」が体内に発生すると、

全身の細胞内で傷んだ細胞の修復や免疫力の増強を促進するために、

HSP(ヒート・ショック・プロテイン)というタンパク質が、産出される

ことがわかっています。

 

人の健康維持の大切な役割を果たしているHSPは、どうやってつくられる

のかを見てみましょう。

 

体を構成するそれぞれの細胞は、いくつかのタンパク質からできています。

そのタンパク質は、約20種類のアミノ酸がいくつか集まってつくられていて、

その組み合わせによって、およそ10万種類ものタンパク質ができるのです。

 

そのうちのひとつであるHSPFは、ショウジョウバエを高熱環境で飼育

していたときに発見されたタンパク質なのです。

 

さらに、その後の研究によって、HSPは「外部からの熱」だけではなく、

発熱や疲労、空腹、出血、ストレスなど、心身に負担がかかると

細胞内で合成されることがわかったのです。

それで、「ストレス・タンパク」とも呼ばれています。

 

人は、心身のストレスを受けると、細胞内のタンパク質は傷害され、

タンパク質の構造が異常になります。

その結果、細胞の働きに障害が起こったり、細胞の死、さらには、

その積み重ねによって、人体の不健康や死を招く危険があります。

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病気はより健康になるための反応

そうならないために、ストレスが生じると、HSPが細胞内で大量に

つくられ、異常なタンパク質ができないようにしたり、できた異常な

タンパク質を修復したりします。

 

その結果、細胞は以前より強化され、人の健康が増強されるのです。

 

病弱の人、ストレスの多い人が、健康長寿を保ち続ける一方で、逆に、

壮年・熟年に至るまで、ほとんど病気をしなかった人が、突然、がんや

心筋梗塞などの大病を患うことが往々にしてある理由が、このHSPを

通して見えてきます。

 

つまり、病気は、より健康になるための反応である。

という一面をもっているかもしれません。

 

このメカニズムを活用すれば、日常的にこのHSPを細胞内に増加させる

ことで、病気になりにくくなることができるのです。

HSPを増やす方法

1.週2回は熱めの湯に入る

HSPは体を加温した1日後から産出の増加が始まり、2日後にピークを

迎え、4日後から減り始めます。

週2回、40~42度の風呂に入浴する。

 

2.ウォーキング、テニス、ハイキングなど、日常的に運動を行う。

日々の運動は、HSPを増やし、免疫力を上げます。

 

3.生姜やウコンに含まれる黄色色素の「クルタミン」や七味唐辛子や

タバスコに含まれる辛味成分の「カブサイシン」はHSPを増加させます。

 

さらに具体的な方法を次回お伝えしていきます。

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