8 がん

お茶を飲む人はがんになりにくい !

お茶の産地は長寿者が多い

静岡県は、お茶の名産地として有名ですが、がんの死亡率が全国平均

よりも著しく低いのです。

 

さらに、静岡県の市町村別にみると、中西部の緑茶の生産量が高い

地域は、生活習慣病による死亡率が低く、さらに平均寿命が高い傾向に

あるという結果も出ています。

 

この地域では、緑茶はもちろん、茶葉を頻繁に取り替えたり、濃いめの

お茶を飲んでいるそうです。

これらのことから、お茶とがんの関係が注目されます。

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お茶は抗酸化食品

お茶に含まれるカテキンは、フラボノイドのなかでも、最も強い抗酸化力

を持つといわれています。

 

つまり、血液のなかや胃の粘膜でフリーラジカルを消去し、体内で

コレステロールが悪さをするのをガードしたり、タンパク質がうまく

働くように調整したり、細胞に糖分が入りすぎないようにコントロール

したりといった作用があります。

 

病気でいえば、動脈硬化や心臓病、肥満やがんの予防を期待できます。

また、緑茶にはビタミンCやビタミンB2、ビタミンEなども多く含まれ、

これらが相互に働くことで抗酸化パワーはますますアップします。

 

中国では薬として扱われていた

お茶が体によいことは、古くから知られています。

中国では、お茶は飲み物というよりも解毒剤、つまり薬として扱われて

いたようです。

 

また、ペットボトルのお茶の成分に「チャ抽出物」と書いてあるのを

見たことはありませんか。

「チャ抽出物」とはカテキンのことで、お茶が酸化してしまうのを

防止しています。

色や味が変わりにくいのは、酸化防止剤としてのカテキンの働きに

よるのです。

 

お茶の種類

お茶には、緑茶や紅茶、ウーロン茶などがありますが、どれもツバキ科の

一種である茶の木の葉から作られます。

加工の方法によって名称に違いが出てきます。

緑茶は熱湯で蒸し、酵素の働きを止めて発酵させない「非発酵系」で、

紅茶は酵素の力を利用して十分に発酵させる「発酵系」、

ウーロン茶は成分の一部だけを発酵させる「半発酵系」です。

 

カテキンは、発酵の過程でほかの物質へと変化してしまうのです。

このなかで、カテキンの含有量が最も多いのが緑茶です。

濃いお茶を飲む地域の人が、健康・長寿なのは、カテキンと関係が

あるようなのです。

 

昔とくらべて食生活は変わりましたが、お茶を飲む習慣は残っています。

ペットボトルのお茶も種類がたくさんあります。

外国では考えられないことです。

 

お茶によって、抗酸化物質を一日に何度もとりいれていることは、

日本人の健康に役立ってきたといえます。

日本の平均寿命の向上にも影響しているといえます。

 

しかし、カテキンは24時間以内に尿として、体外へ出てしまいますから

こまめにお茶を飲むことをおすすめします。

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