酸化ストレスを増やさない !
2021/06/22
酸化ストレスとは
ストレスと聞くと精神的なものと思いがちです。
しかし、酸化ストレスとは、心と体の両面に負担がかかることで、体を酸化させる要因になるものです。
まさにアンチエイジングの大敵です。
酸化ストレスを増やす原因は、年齢や大気汚染などの環境要因、タバコ、紫外線、食品添加物、心身への過剰なストレスなどですが、最大の要因は、人が生きていく上で大切な呼吸なのです。
酸素を燃やすと、体を錆びさせる活性酸素が発生するので、生きている限り人の体には常に酸化ストレスが発生しています。
しかし、そればかりだと体が錆びついてしまうので、人の体には体内の酸化防止のための抗酸化力が備わっています。
これが正しく働いていれば、体の酸化と防止がつりあつて、害は出ませんが酸化ストレスが増えたり、抗酸化力が衰えるとバランスが崩れて、細胞が酸化してしまうのです。
体内の炎症も酸化ストレスが増える要因ですが、年齢とともにさまざまな炎症を増加させます。
50代を過ぎると抗酸化力の低下が進みますから、抗酸化を意識しない生活をしていると、日々体の酸化が進み、老化が促進します。
酸化が進むと、体内のタンパク質や脂肪がサビつき、遺伝子が傷ついて脳細胞がサビます。
最終的には、さまざまな病気が発症してしまうのです。
酸化を防止する
酸化の防止のためには、呼吸以外の酸化要因を減らすこと、抗酸化力をアップすることが必要です。
酸化要因を減らすには、禁煙や強い紫外線のカット、食品添加物など有害なものは体内に入れない。
そして、心身のストレスを減らすには、体に負担のかけない生活を心がけて、精神的ストレスを引きずらないことです。
抗酸化力のアップには、衰えていく内因性の抗酸化力を、外因性の抗酸化力を取り入れることで、補う必要があります。
フィトケミカルを利用する
外因性の抗酸化力で最大のものは、野菜や果物に含まれているフィトケミカルです。
フィトケミカルとは、近年発見された栄養素で、1000種類以上発見されています。
ポリフェノールやフラボノイドなどもフィトケミカルに分類されます。
その作用は、活性酸素を無毒化するだけでなく、抗炎症作用など体に重要な働きをしてくれます。
平均寿命が延びるにつれて、問題は、高齢期の生活の質をどのように維持するかが重要なのです。
骨粗しょう症や認知症、ガンなどといった病気を発症させないことが、重要なポイントになります。
それには、病気や老化を防止する「フィトケミカル」を理容することが、効果的なのです。
摂り方としては、野菜や果物を皮ごとミキサーでジュースにすることがおすすめです。
抗酸化を意識した食べ物を摂るようにしたいですね。