16自律神経

片思いをするとなぜ食欲がなくなるのか ?

感情は強く体に影響している

たとえば、思春期に、片思いなどに思い悩むと食欲がなくなることが

あります。

これは、片思いのストレスが腸のぜんどう運動を乱して、消化機能を

低下させるからです。

あまり続くと、うつ状態や胃かいようなどになっていきます。

 

緊張するとお腹をこわす人もいることからも、心と腸の関係は多くの人に

知られています。

同様に、体も心に強く影響しています。

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体も心に影響を与える

たとえば、どんなに元気いっぱいでも、背中を丸めてトボトボ歩くと

気持ちが落ち込んでくることは、ご存知ですか。

しくみは次のとおりです。

 

背中を丸めて歩くと、胸のあたりがギュッと縮みます。

縮むと、そこにある肺の動きは制限されます。

そして、深い呼吸がしにくくなるのです。

 

浅い呼吸は、交感神経を優位に導き、体を緊張させます。

しかも、胃腸なども圧迫されがちになるので、血流が阻害されていきます。

この肉体的なストレスが、神経を伝わって脳に行き、精神的にも

悪影響を及ぼして落ち込みやすくなるというわけです。

 

逆に、悲しい出来事があっても、背すじを伸ばし、胸を張って

大股で歩くだけで、気持ちが晴れてくることもあります。

 

悲しいときに胸を張って歩く人は、あまりいませんね。

おそらく悲しみを抱えた人の多くは、無意識に姿勢が悪くなるはずです。

 

姿勢が悪くなることで生じる血流や自律神経への悪影響は、気持ちを

暗い方向へと導きます。

だから悲しみを増幅させるのですが、姿勢をよくして体を動かすと、

増幅された悲しみが、一気に解消されてすっきりする、というわけです。

 

体が心に与える影響は、姿勢だけではありません。

脳と腸はお互いに影響しあっているのです。

「脳腸連関」といいます。

 

脳腸連関とは

脳と内臓には、同じような神経細胞が分布し、それらが自律神経で

複雑につながりあっていることが影響しています。

 

脳からの指令が腸に反映されるのと同様に、腸の変化も脳のはたらきに

影響を与えるということが知られています。

 

体の機能を正常に保つ内臓の多くは、つねに働いているのに病気が

進行してもなかなか気づかれない縁の下の力持ち的な存在です。

しかし、人の見た目や気持ちの変化に病気を防げる兆候が出るのです。

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