5 若返り

人は血管から老化する !

血管は人のインフラ

ご存知のように、血管は血液を全身に送るパイプの役割をしています。

人の体内の血管をすべてつなげると、約10万Kmになるそうです。

心臓から送り出された血液は、動脈を通って、静脈から帰ってきます。

動脈と静脈のつなぎ目部分は、毛細血管と呼ばれます。

 

1500億本もある毛細血管は、血管の90%を占めていて、この毛細血管を

通じて細胞内に酸素や栄養素が運ばれて、代わりに不要となった二酸化炭素、

老廃物が排出されているのです。

 

血管が運ぶもので重要なのは酸素です。

酸欠状態になると細胞は死滅します。

特に脳は、酸素供給がたった3分間滞っただけで、機能を停止してしまいます。

 

また、血管には、体温や水分、免疫細胞などを全身に運ぶやくわりもあります。

たとえば、手足の冷えは体の末端部分への血流が滞ることから起こる

現象で、ひどい場合は細胞が壊死することもあります。

 

血管は、代謝機能を担う人のインフラそのものです。

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血管の老化が全身の老化につながる

一般的に、加齢とともに血管の組織が劣化して、さまざまな健康上の

不具合が出てきます。

 

加齢が進むと、血管の組織は硬くなり細くなって、インフラとしての

大切な機能も働くなってきます。

これは、血管だけの問題ではありません。

血管の老化によって、代謝が落ち、修復機能が低下することで、

体のすべての細胞を老化させる。

 

つまり、全身が老化することになるのです。

逆に、血管が老化しなければ、老化現象も起こらないのではと

考えられます。

 

病気の90%は血管の老化で説明がつく

加齢による血管の老化は、生命そのものに深く関わってきます。

 

日本人の死因トップ3は、がん、心疾患、脳血管疾患です。

このうち心疾患、脳血管疾患が起こる引き金となるのは動脈硬化、

つまり欠感が硬くなってしまい、内部で血液が流れなくなるという病気です。

 

この血管の詰まりが、心臓や脳といった重要な器官付近で発生すると、

死に至ったり、後遺症が残ったりします。

こうした死因をすべて血管の病気というふうに考えるならば、

日本人の死因一位は、「血管の病気」といえるのです。

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