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日本で大腸ガンがなぜ増える !

なぜ大腸ガンが増えているのか

現在、日本人の死因の1位はガンで、2人に1人がガンで亡くなっています。

男性の1位は肺ガン、2位は胃がん、3位が大腸ガンとなっています。

女性の1位は大腸ガン、2位は肺ガン、3位は胃ガンです。

 

大腸ガンで亡くなる日本人は増えつつあります。

増加傾向は止まりそうになくて、2020年には、ガンの患者数は1位に

なるのではと予想されています。

 

大腸ガンの発症には、食生活の影響が大きく関わっています。

とくに、肉類の摂取量が多いと大腸ガンのリスクが高まることが、

わかっています。

 

1960年代以降、日本人の食生活で最も変化したのが肉類の消費量です。

1960年には、肉類の消費量は、1日14グラムでしたが、2010年には、

80グラムとなっています。

つまり、団塊の世代を中心に、大腸ガンの患者数が今後大きく増える

可能性があるのです。

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「5 A Day」運動とは

20年前までは、大腸ガンといえば、アメリカの国民病のようなものでした。

アメリカ人の肉の摂取量は、2012年では、1日平均337グラムも食べて

います。

 

しかし、アメリカ人の大腸ガン患者は年々減ってきています。

1970年代の大腸ガン死亡率が10万人あたり60人だつたのに対して、

2010年には、48人と減少しています。

これは、1991年にアメリカで始まった「5 A Day」(ファイブ ア デイ)

という健康推進運動の効果によるものと言われています。

 

「5 A Day」とは、

毎日5皿分(350g)以上の野菜と、果物(200g)を摂取すると、ガンや心臓病、

高血圧、糖尿病などのリスクを軽減できる。

という科学的根拠に基づいて展開された運動なのです。

 

この運動が広まった結果、アメリカ人の野菜、豆類、果物の摂取量が

増えてきました。

それに伴ない、ガンや生活習慣病による死亡率も減少するという成果が

出てきたのです。

 

1日350グラムの野菜を摂取する

日本における、野菜消費量は逆に年々減る一方です。

1995年を境に、日本人とアメリカ人の野菜摂取量は逆転しています。

 

日本では、2000年から厚生労働省が「健康日本21」の中で、

「1日350グラムの野菜摂取」を目標として掲げています。

2013年の「国民調査」によれば、日本人の1日あたりの平均野菜摂取量は

286.5グラムです。

 

もっとも多く野菜を摂取している60代でも平均317グラムとなっています。

特に若い世代の野菜摂取量が少なく、20代で243.グラム、30代で257グラム

と目標値には及びません。

実際に350グラムの野菜の量はかなり多いのです。

生野菜で摂るのはねなかなか大変ですから、煮たり、茹でたり、焼いたり

とした調理をして摂ることをおすすめします。

 

肉の摂取量の増加と野菜の摂取量の減少が、大腸ガン増加の原因と

なっていることは、間違いないのです。

さらに生活習慣病の要因となっていることも見逃せません。

 

まずは、1日350グラムの野菜摂取を目標にしませんか。

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