1 健康長寿 92睡眠

睡眠不足は太る !

睡眠はストレスをリセットする

わたしたちは、一日の3分の1の時間を睡眠に使っているので、

よい睡眠がとれないと、快適な生活が根本から崩れてしまいます。

眠れない日が続くと疲れが持ち越されて、疲労が蓄積しますが、

よく眠ればストレスをその日のうちにリセットでき、翌日からまた、

元気に過ごすことができます。

 

睡眠不足だと太りやすいことがわかっています。

コロンビア大学のある研究グループによる「睡眠と肥満」の研究に

よると、睡眠時間が4時間以下の人は、睡眠時間が7~9時間の人に

比べて73%が肥満になりやすく、5時間の人では50%が肥満に

なりやすかったそうです。

 

カギを握るのは、睡眠中に分泌されるホルモンです。

わたしたちの体は、「グレリン」という食欲促進ホルモンと、

「レプチン」という食欲抑制ホルモンがバランスよく働いて、

食欲をコントロールしています。

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睡眠不足は肥満につながる

しかし、睡眠時間が短いと自律神経は失調状態に、その結果「グレリン」

が増加し、「レプチン」が減少して、食欲の暴走がはじまります。

その欲求に負けて余分に食べれば太ります。

すると今度は、肥満がさらなる悪循環を招きます。

 

実は、肥満になると、さらに脂肪が体につきやすくなるのです。

まず、肥満になると、血糖値を下げるインスリンの働きが鈍ります。

そこで、すい臓は血糖値を調整するためにインスリンをどんどん

分泌しますが、このインスリンは、脂肪の合成に回ってしまうのです。

 

すると糖尿病のリスクも高まって、高血圧や脂質異常症といった、

メタボの要因も集まってきます。

睡眠不足になると、それだけでインスリンが効きにくくなるという

調査報告もあるのです。

 

わたしたちの体は、眠っている間にストレスを解消したり、成長ホルモン

を出して体のメンテナンスをしたり、記憶を定着させたり、たくさんの

仕事をしています。

健康にも美容にも、十分な睡眠時間が大切なのです。

太れば太るほど睡眠不足になる

肥満と睡眠には、もうひとつのつながりがあります。

それは、眠りの質です。

太ると睡眠時に何度も呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群」になりやすく

なり、眠りの質がぐんと低下します。

 

この病気が肥満者に多い理由は、首周りに脂肪がついて、気管の通りが

悪くなるためで、これによって睡眠時の呼吸がうまくできなくなって

しまいます。

 

すると、いくら睡眠時間をとっても寝不足状態から抜け出せなくなります。

そして、食欲の暴走がますます起こりやすくなってしまうのです。

 

睡眠不足と食べすぎ、メタボは、悪循環を繰り返すのです。

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