91認知症

認知症の治療は進化している !

2017/02/02

「ユマニチュード」の効果

認知症に関して「ユマニチュード」が奇跡のような効果をもたらす

原因は、脳のストレスホルモンに関係があります。

 

アルツハイマー型認知症では脳の中にストレスホルモンが多くなり、

脳が興奮することによって、暴行、暴言などの攻撃的な行為や徘徊などが

起こることがわかっています。

 

このストレスホルモンをコントロールしているのが、「海馬」で、

アルツハイマー病が海馬を萎縮させることから、ストレスホルモンの

分泌の抑制ができなくなるのです。

 

暴行や徘徊から安全を守るために、やむを得ず体を拘束する場合が

ありますが、これはさらにストレスホルモンを増やし、攻撃的な行動を

悪化させることになります。

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ストレスホルモンを減少させる

優しく触れるケアによって、ストレスホルモンの分泌が減り、暴行や

徘徊が減ることが報告されています。

つまり、心地よいと感じることによって、ストレスホルモンが減るのです。

 

「ユマニチュード」は、まさに脳内のストレスホルモンを減少させ、

脳の興奮を鎮めることにより、本来の姿を取り戻させているのです。

 

これらを通して、人はたとえ認知症を患っても「人間らしくありたい」

という強い願いがあり、人として尊重されることがのうに大きな働きを

もたらすことがわかります。

 

認知症の治療は進化している

認知症に対する効果は、「ユマニチュード」のようなケアの方法だけでなく、

認知症の治療法や、認知力の低下を抑える方法なども発見されています。

 

日本では、「シロスタゾール」という動脈硬化の再発を防ぐ薬が、

アルツハイマー病の進行を抑えることがわかりました。

この薬は、血液をサラサラにし、血液の塊が血管の中に詰まらないように

するものですが、アルツハイマー病の原因となるアミロイドベータを

減少させる働きがあることがわかったのです。

 

また、ワシントン大学では、アルツハイマー病の場合、脳が糖をエネルギー

として取り込むことができない、すなわち、糖尿病の症状が脳に起きている

ことをつきとめました。

そして、糖尿病で使われるインスリンを鼻腔からスプレーで噴射して、

直接脳に送り込む実験の結果、認知機能の低下が抑えられることが

わかったのです。

 

このように、そう遠くはない将来、認知症の予防、治療が

可能になる日が近づいています。

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