91認知症

認知症の原因と予防 !

2017/01/31

認知症とは

認知症は、記憶の働きや思考力・判断力などをはじめとする認知機能

が低下して、日常の生活に支障をきたす症状のことをいいます。

 

加齢の延長にあるものではなく、脳梗塞や脳出血など脳の血管に起こる

病気や、アルツハイマー病などの病気によつて引き起こされる症状なのです。

認知症は、年を取れば仕方ないと思うものではなく、病気の症状として

受け止めることが大切なのです。

 

認知症では、「アルツハイマー型」が最も多く知られていますね。

認知症の進行は、脳の萎縮スピードと大きく関係しています。

 

脳のMRI画像で見ると、一年あたりの脳の体積の減少量は、初期の

認知症であつても、健常者に比べて約2倍のスピードで落ちていきます。

たとえば、10年間で健常者の脳が5%減るとしたら、認知症の人は

10%減ってしまうことになるのです。

脳にとっての10%というのは、大変な量なのです。

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黒いシミが認知症を引き起こす

アルツハイマー型認知症は、「アミロイドベータたんぱく」と

「タウたんぱく」とよばれる異常なタンパク質が、脳にたまることに

よって起こります。

「アミロイドベータたんぱく」は、脳の神経細胞の周辺に蓄積して、

「老人斑」という黒いシミをつくります。

また、「タウたんぱく」は、脳の神経細胞の線維を絡み合わせ、

「神経原線維変化」というおたまじゃくしのような形にしてしまいます。

 

この「黒いシミ」と「おたまじゃくし」が原因となって、脳の神経細胞が

壊されて、機能が失われてしまうのです。

 

認知症は、まず脳に「アミロイドベータ」がたまり、次に「タウたんぱく」

がたまります。

その原因物質といえるアミロイドベータやタウたんぱくまで、MRIで

見ることができます。

 

つまり、認知症の将来的な発生を予見することができるのです。

そして、認知症の早期発見によって、早期治療も可能になってきます。

 

睡眠が認知症の原因物質を洗い流す

2013年10月に、アメリカのマイケン・ネーデルガード博士が、

アミロイドベータに関して次のような研究結果を発表しています。

脳内に蓄積するアミロイドベータなどの有害物質が、睡眠によって

洗い流される可能性があることがわかったのです。

 

これが事実であれば、認知症予防として、睡眠することで原因物質が

排出することができることになります。

睡眠が認知症の発症をどのくらい抑えられるかは、これからの課題です。

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