内臓脂肪を燃やす「タマネギ」 !
2021/07/13
メタボの基準
欧米に比べて、日本には極端な肥満者は少ないといわれていますが、メタボやその予備群は、男性の50才以上で半数にのぼるようです。
メタボの基準は、肥満に加えて、
・血糖値が高い
・血圧が高い
・脂質異常
のうち、2つ以上当てはまる人が該当します。
メタボになっても、すぐに思い病気になるわけではありません。
心筋梗塞や動脈硬化などを発症するリスクが高まるのです。
原因は、摂取エネルギーが多すぎたり、運動不足で消費エネルギーが少ないことなので、体脂肪を燃やすことが大切なのです。
タマネギが内臓脂肪を燃やす
その大きな味方となるのが、タマネギです。
タマネギに含まれている辛み成分である「システイン」には、体内の余分な脂肪の蓄積を抑える効果があります。
システインは、体内にも存在するアミノ酸の一種で、長ネギやにんにくにも含まれています。
そのシステインを多く含むのが、辛タマネギ、少ないものは甘タマネギと呼ばれます。
また、辛み成分の硫化プロピルが空気に触れると、チオスルフィネートという成分に変わりますが、この成分は、血液をサラサラにしたり、脂肪をより燃焼させる効果があります。
ぽっこりお腹を解消
タマネギは、100gあたりのカロリーが37kcalと低いうえに、食物繊維も豊富。
食物繊維は、「第6の栄養素」といわれ、体にためみんだ余分な老廃物や毒素を排出する大切な成分です。
食物繊維をたくさん摂ると、大腸が活発に動くため、便秘が解消したり、全身の新陳代謝がよくなって、痩せやすい体になります。
タマネギには、ぽっこりお腹を解消してくれる食物繊維が多く含まれているうえ、腸内の善玉菌の活動を助けるオリゴ糖も豊富なのです。
タマネギは、肥満解消の救世主ともいえるのです。