4 糖尿病 5 若返り

歯周病を予防して若返る !

2016/08/05

yjimage

歯周病が招く生活習慣病

歯を支えている歯茎や骨などの歯周組織が歯周病菌によっておかされ、

悪化すると、しまいには骨が溶けてしまう病気が歯周病です。

歯周病は様々な病気のリスクであることが分かってきました。

特に密接に結びついているのが生活習慣病です。

 

歯周病と糖尿病は相互に悪影響を与えます。

糖尿病の場合、血流の悪さなどもあり、歯周病になりがちです。

歯周病の場合、歯周病菌が生み出す毒素や炎症性物質が歯茎から血中に入り込み、

全身に巡ることにより、インスリンの効きが悪くなり、血糖値が下がらない状態

が続き、糖尿病になったり、糖尿病が悪化したりします。

 

また歯周病で歯を失うと、柔らかい、そして血糖値を上げやすい食品を食べ

るようになり、血糖値が上がり、糖尿病を悪化させます。

糖尿病の患者に歯周病治療を徹底することで、糖尿病を改善していこうとする

動きも出てきています。

 

動脈硬化も、歯周病菌が血管に入り込むことが原因で発症したり、悪化した

りします。

血管壁が歯周病菌に感染すると炎症を起こし、脂肪を蓄積して、血管を狭めて

しまうからです。

動脈硬化や糖尿病を発症したり悪化させると、高血圧なども発症したり、

悪化させたりします。

つまり、歯周病は生活習慣病に密接に結びついているのです。

スポンサードリンク

歯周病で歯を失うと認知症に

いま、特に問題視されているのが、歯周病と認知症の関係です。

歯周病は成人が歯を失う最大の原因ですが、歯を失うと、認知症のリスクが

高まります。

自分の歯でしっかりと噛むことが脳への大切な刺激であり、歯を失って、

しっかりと噛むことができなくなると、脳への刺激が不足して、脳の認知機能が

下がってしまいます。

 

自分の歯が20歯以上残っている人に比べて、歯がほとんどなく、入れ歯も

使っていない人の認知症発症リスクは1.9倍、なんでも噛める人に比べて、

あまり噛めない人のリスクは1.5倍です。

自分の歯をできるだけ長く、できるだけ多く残して、いつまでもしっかりと

自分の歯で噛んで食事を楽しめることが、年を取っても生き生きと生きていく

ためには欠かせないのです。

 

がんからの生還に欠かせない健康な歯

いまではがんは致死の病ではなくなり、早期発見早期治療で、かなりの

ケースで再び元気になり、社会復帰できます。

しかし、その治療、抗がん剤や放射線、手術などは体への負担が大きく、

特に口の中への副作用が多いため、歯や歯茎の状態が悪いと治療を続けられ

ません。

 

歯周病がある場合には、がん治療の前に歯周病治療を行うようになって

きました。

つまり歯周病がなければ即座に治療が始められるのに、歯周病があると、

歯周病の治療を行う期間分、治療を遅らさざるを得ません。

 

早期治療が大切ながんにおいて、治療を遅らせることは、ときに致死的な

結果につながります。

たとえ、がんになっても、治療で元気になりたいと思うなら、歯周病に

ならないように、もし歯周病があるなら早めに治療しておきましょう。

 

定期的に歯科で歯の手入れ

だいたい40歳頃から歯周病を発症します。

まずは歯科医に行き、治療を受けましょう。

歯科医にも専門があり、例えば小児歯科専門医などは、あまり歯周病を得意と

していません。

 

歯周病治療は、治療して終わりではなく、歯磨き指導をしてもらい、常日頃の

手入れをすると共に、定期的に通って、歯周病を予防する必要があります。

従って、歯磨き指導をすることに熱心な歯科医を探しましょう。

 

自分でしっかり歯を磨いても、すべてを磨くことはできません。

どうしても磨き切れない部分がありますし、忙しさなどできちんと磨けなかった

日の汚れは歯石という、通常の歯磨きではとれない硬いものになってしまいます。

そのため、歯科医に定期的に行って、歯石を取ると同時に歯と歯茎の状態を

チェックしてもらい、良い状態を保つことが必要です。

 

歯磨きの方法

歯周病を防ぐ、最も重要な方法は歯磨きです。

歯周病菌などの細菌は口に入っても唾液で流されていくのですが、歯の間など

唾液の流れが悪い部分には残ってしまい、そこで繁殖します。

 

繁殖した細菌はその代謝物と共に塊になって、歯にこびりつきます。

それが歯垢=プラークです。

さらに時間が経つと、歯石に変わってしまいます。

歯垢を落とし、歯石を作らせないようにすると共に、歯茎をマッサージして、

血流をよくして、歯茎の健康を維持するのが歯磨きです。

yjimage3

歯磨きは1日3回、毎食後30分以内に、3分間と言われています。

これは理想で、毎食後しっかりと磨くのは難しいでしょう。

1日に1回きちんと徹底的に磨くことのほうが大切です。

 

まず歯間ブラシやデンタルフロスを用いて、歯と歯の間を磨きます。

ようじを使うような感覚で詰まったものを出すだけでなく、歯を磨くことが

大切です。

歯ブラシは鉛筆を握る握り方で、そっと持ちます。

歯に対してブラシの毛を強く当てると、毛が曲がってしまい、歯と歯茎の隙間

などに届かなくなります。

 

歯に毛を当てて、プルプルくらいに動かして、毛先が軽くふるえるような

感じだと、歯がよく磨けます。

1本の歯の両方の側面、歯茎との境、歯の中心、それぞれの歯の表側と裏側

どちらも丁寧に磨きます。

1本の歯をあらゆる角度から磨くことが大切です。

 

歯周病を防ぐ食べ方

食事と食事の間は3時間以上空けます。

これは糖尿病の予防にもなります。

だらだらと食べ続けると、口の中が長い時間、歯周病菌が繁殖しやすい状態

となります。

 

食事やおやつだけでなく、砂糖が入ったコーヒーなども、だらだらと飲むのは

避けます。飴やガムなども同様です。

食事はしっかりと歯ごたえがある食べ物のほうが口の中をきれいにしてくれ

ます。

 

柔らかい食べ物は歯にこびりつきやすく、歯周病や虫歯を招きます。

適度な硬さのある食べ物、例えばリンゴなどは口の中を掃除してくれます。

細菌に感染しにくいように、免疫力を高める食べ物がおすすめです。

 

細菌に勝てるように免疫力を高めることも大切です。

腸を元気にする乳酸菌や繊維質をしっかり摂ります。

繊維質は歯の掃除にも役立ちます。

 

歯周病を防ぐ生活習慣

喫煙は歯周病の元です。

喫煙していれば、できるだけ早く禁煙することが大切です。

禁煙に遅すぎることはありません。

 

また、睡眠不足は歯周病を引き起こします。昼間しっかりと運動したり、

寝る1~2時間前にお風呂に入ってリラックスしたり、深い眠りを得られる

ようにします。

深い睡眠の間に分泌する成長ホルモンが、歯周病などの炎症による傷などを

修復してくれます。

 

歯は、健康にとっても非常に大切なものです。

大切にしましょう。

スポンサードリンク

 

-4 糖尿病, 5 若返り