8 がん

がんと血液の関わり ?

2016/06/28

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がん細胞とは

人のからだの免疫機能には、血液細胞のリンパ球が深くかかわっています。

がんは、その免疫の監視を逃れるしたたかな細胞です。

 

がんは、もともと正常細胞に遺伝子の突然変異がおきて、異常な増殖を始めた

細胞のことです。

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わたしたちの体の中では、かなりの頻度で細胞ががん化していますが、

免疫系の「キラーT細胞」が監視して排除しているため、そう簡単には

がん細胞は増殖できないと考えられています。

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ところが、がん細胞の中には免疫系の監視を逃れてどんどん大きくなり、

やがて生命を脅かすものがいます。

がんの目印をかくしたり、攻撃をかわす工夫をしたり、がん抗原が正常細胞

のそれと見分けがつかないようにしたりしてしまうのです。

 

免疫療法が注目されている

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最近、がんに対する免疫療法が注目されています。

現在のがん治療法としては、

・外科的に切除

・放射線

・抗がん剤

の3大療法があります。

 

前2者は局所のがんには有効ですが、転移しているがんには効果がありません。

後2者では、宿主の免疫機能を低下させるのです。

 

これに対処できる治療法のひとつとして、がんに対する特異的免疫療法が

注目されています。

がんを免疫学的方法で治療するワクチン療法やがん細胞を特異的に傷害する

ミサイル療法、患者のリンパ球を取り出すなどによる療法です。

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もうひとつは、生物学的反応修飾剤(BRM)で種々の薬剤を用いて免疫反応を

全体に活性化させ、がんを非特異的に傷害、除去しようという方法です。

さらに、サイトカイン遺伝子をがん細胞に導入するサイトカイン療法も

注目されています。

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