5 若返り 7 高血圧

塩分控えめは必要だが、1日6g未満は無理 !?

2016/06/18

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塩分(ナトリウム)は血圧を上げ、血管を傷つける

糖質や油について注意する以外に、血管の健康維持には、やはり塩分の制限

についても考えなければなりません。

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塩分はナトリウムですから、摂り過ぎると血中のナトリウム濃度が上がります。

すると体には濃度を一定に保とうとする働きがあるので、薄めるために水分を

必要とします。

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しかし、水分によってナトリウムの濃度を下げると、血管のなかの血液の量が

増えてしまいます。

すると、血管は内部から血液に押されて、血圧が上がってしまうのです。

 

さらに、心臓へ多くの血液が戻ると、心臓は強く収縮して余分に血液を送り出

すことになり、さらに血圧が上がります。

 

増えすぎたナトリウムは、血管壁にある小さなキズなどから血管の細胞に

入り込み、内皮細胞の機能を低下させます。

このように、さまざまな経路で、塩分の過剰摂取は高血圧を引き起こすのです。

 

日本人の塩分摂取量は多い

高血圧の予防には、日々の食生活において、減塩を心がけることが必要です。

現在日本人の1日当りの平均塩分摂取量は、男性が11.4g、女性が9.6gです。

この数字は、世界の国と比べると高いのです。

アメリカ人の場合は、平均8~10g程度、ヨーロッパでは、5~10gなので、

やはり日本人は塩分を摂り過ぎています。

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この現状から、日本高血圧学会では、1日当りの塩分摂取量の推奨値を6g未満

としています。

 

高血圧学会の推奨値は、日本の実情に合わない

現実的に、この数値を実現するのは、かなり難しい。

 

たとえば、寿司。

シャリの部分にもかなりの塩分が含まれていて、さらに醤油をつけて食べると

1貫食べただけでも0.3~0.6gの塩分を摂取します。

つまり、回転寿司で、7皿食べたとすると、すでに、6gになってしまいます。

 

日本食は、醤油ベースが多いので、どうしても塩分過多になるのです。

減塩習慣があまり普及しない背景には、6gの推奨値ではおいしい外食が楽しめ

なくなるからではないでしょうか。

図3

結論として、塩分摂取量については、目標を少し上げて、

8g程度を目指すほうが現実的だと思われます。

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