5 若返り ミトコンドリア

ミトコンドリアが老化を止める !

人間のからだは、およそ60兆個もの細胞からできています。

そのすべての細胞のなかにある「ミトコンドリア」という小器官が、老化を食い止めるカギを握っているのではということが、わかってきました。

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ミトコンドリアとは、どんなもの?

ミトコンドリアは、細胞によって100個から3000個もの数が存在しています。

さまざまな役割を担っていますが、重要なのは、呼吸によって取り込んだ酸素とブドウ糖などを燃料にして、細胞の活動に必要なエネルギーとなるATP(アデノシン三リン酸)を作り出すことです。

 

しかし、その半面、活性酸素も作り出してしまうのです。

ミトコンドリアがエネルギーを作り出す工場だとすれば、活性酸素はその時に出る有害な廃棄物と考えればよいのです。

年齢を重ねるにつれて、ミトコンドリアの働きは低下していきます。

すると、エネルギーを効率よく作り出せず、活性酸素を放出しやすくなります。

これによってからだのあちこちで老化が進んでいくのです。

 

ミトコンドリアが作り出すATPは、蓄えることができません。

そのため、必要なエネルギーをその都度作り出しているのです。

筋肉や脳などエネルギーをたくさん必要とするところには、ミトコンドリアの数も多く、ATPもたくさん作られています。

からだを休めていると、ミトコンドリアはどんどん減ってしまいます。

 

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ミトコンドリアを増やすには

ミトコンドリアを増やすには、エネルギーの消費量(運動量)を増やすようにすればよいのです。

最初はきつい運動が、毎日続けているうちに楽になっていくのは、からだの細胞の中でミトコンドリアが増えて、エネルギーを量産できるようになっているからです。

 

エネルギーが増えれば、活性酸素も増えるのではと思われますが、元気なミトコンドリアの量が多くなれば、からだに備わっている抗酸化機能もアップします。

いちばん効果的な運動は、短時間で強めの力を出す運動だといわれています。

ウォーキングは、脂肪を燃やすには効果的ですが、ミトコンドリアを増やすにはあまり適してはいないのです。

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ミトコンドリアを増やすには、最大筋力の80%くらいの運動を行うのがよいのだそうです。

ポイントとしては、はじめから全力で走ることだそうです。

短時間の強めの運動がミトコンドリアを増やす

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週末断食がミトコンドリアを呼び覚ます !

週末の「プチ断食」とは

週末にだけ断食する「プチ断食」というのがあります。カロリー制限は「週末の断食」だけでも効果が出るのです。

週末の一日だけですから、平日は普段通りでよいのです。しかも、プチ断食は必ずしも完全に断食するわけではありません。

「少食」にするという意味で使っている場合もあります。

 

次のようなメニューもプチ断食となります。

朝食--野菜ジュース、あるいは紅茶

昼食--軽くめん類

夕食--軽めの食事

このように、気楽に取り組むことができます。

これを前日からカロリーを減らし気味にして週に1日から実行するとよいのです。

 

ただし、最後の回復期が重要で、おわったからといっていきなり普通の食事をしてはいけません。

徐々にカロリーを増やして普通の食事レベルにすることが大切です。

 

空腹感でミトコンドリアが増える

ミトコンドリアを増やすためにもっとも重要なことは、カロリー制限よりもむしろ、「空腹を感じること」なのです。

動物を用いた研究でも、総カロリー量を減らすよりも、空腹感を与えるほうが、寿命をのばすことができるという結果が出ています。

 

空腹になると、体はもっとエネルギーをつくらなければいけないと誤解するために、ミトコンドリアを増やしてエネルギーをつくろうとするのです。

一日断食し、翌日は普通に食べても、効果があります。

 

プチ断食は実行しやすい

カロリー制限にとらわれると、食事がとても不便でストレスにつながることもありまし、カロリー不足により動きの活発さは失われがちになります。

しかし、空腹を感じるだけであれば、必ずしもカロリー制限をしなくても同様の効果があらわれるので、気楽に取り組めます。

 

毎日、カロリー制限をしなくても、ときどき空腹感を味わう。

つまり週末に食事制限するだけでも、ミトコンドリアは増えて、健康長寿の効果は出てきます。

「週末プチ断食」は、生活のなかで実行できる有効な方法なのです。

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実年齢よりも若く見える

最近は、実年齢によりも若い人が大変増えています。

とくに女優さんには、信じられないほど若くみえる人がいますね。20歳以上若く見える人もします。

これは、実際に体や脳が若いからなのです。

 

アンチエイジングでもっとも重要なことは、日常生活をどのような気持ちで生活するかということなのです。

活性酸素が生まれる場面を思い起こせば、あることに気付きます。

○活性酸素がつくられるのは、ストレスが多いとき

○活性酸素がつくられるのは、エネルギーが急に必要になったとき

○活性酸素がつくられるのは、急に酸素が入ってきたとき

○活性酸素がつくられるのは、早食いのとき

 

心に余裕がないと活性酸素は増える

つまり、急な変化を生んだり、心に余裕がないときに活性酸素は生じてしまうのです。

ゆっくりとしたときこそ、豊富なエネルギーをつくるように人の体はできています。

 

「ゆっくり」「ゆったり」とした生活が、活性酸素を少なくし、ミトコンドリアを増やすのです。

しかし、「ゆっくり」という言葉に甘えて何もしなければ、活性酸素の発生は抑えられるかもしれませんが、ミトコンドリアを増やすことはできません。

 

ミトコンドリアを増やすには、「エネルギーが必要だ」と感じさせることです。

そして、「心のエネルギー枯渇状態」をつくればよい、ということです。

 

人生を楽しむ

人生を楽しんでいる人は、エネルギーがあるから若くみえる、ように感じますが、じつはそうではありません。

人生を楽しむことによって、心に「エネルギーが足りない」と感じさせるからこそ、体がエネルギーをつくろうとし、その結果、若くなるのです。

 

つまり、好奇心をもって、人生を楽しんでみる。その姿勢が大切なのだと思います。

どんなに運動や食事に気をつけても、気持ちが後ろ向きだと、体はエネルギーは必要ないと判断してしまいます。

それでは、ミトコンドリアは増えません。

焦らず、急がず、ゆっくりとした生活を送ること、そして、心に「エネルギーの必要性」を訴えるように、より人生に「欲張り」になって生きることを実践することです。

それが、アンチエイジング、健康長寿の秘訣なのです。

筋トレウォーキングで、ミトコンドリアが活性化される!

ミトコンドリアを増やす !

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