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「スーパーフード」とは ?

2016/06/26

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2015年のヒット商品として、スーパーフードがランキングを賑わせた。

雑誌「日経トレンディ」のヒット商品ランキングでも、

5位にスーパーフードの1つ、ココナツオイルが入選している。

 

楽天市場の2015年ヒット商品番付にも、「ミラクルシード」というくくりで、

チアシードやバジルシードなど植物の種のスーパーフードが登場している。

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スーパーフードとは何なのか。

 

一般社団法人日本スーパーフード協会によると、

一般の食品よりビタミン、ミネラル、クロロフィル、アミノ酸といった

必須栄養素や健康成分を多く含む、おもに植物由来の食品。

と説明している。

 

そして、スーパーフードの定義として、

・栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。

 あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること。

・一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、

 料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ。

としてている。

 

健康志向の強い米国やカナダで先行して広まり、次第に個別の食品が

日本市場に導入され、その数が増えるとともにスーパーフードという

総称も定着してきた、というのが大まかな流れなのだ。

 

ダイエット、舶来、物珍しさがキーワード

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日本スーパーフード協会が推奨する「プライマリースーパーフード10」が

スピルリナ、マカ、クコの実(ゴジベリー)、カカオ、チアシード、ココナツ、

アサイー、カムカム、ブロッコリースーパースプラウト、麻の実です。

 

例えばチアシードは、グルコマンナンという食物繊維やたんぱく質を豊富に

含む、ダイエット向きの食材。

 

その機能だけでなく、水に浸すとジェル状になって膨らむという、

日本では珍しい食感も消費者に受けた。

 

ココナツは東南アジア料理などでミルクがよく使われているが、

2015年にはオイルが脚光を浴びた。

代謝が早く、体内に蓄積された脂肪を使いながらエネルギーに転換する

中鎖脂肪酸を多く含んでいるココナツオイルは、やはりダイエットに

効果がある油だという。

 

「ダイエットに効果が」あり、「海外から来た」食材で、「ちょっと珍しい」

もの、と考えると分かりやすいかもしれない。

 

なぜなら、スーパーフードのブームをつくり出しているのが

若い女性たちだから。

 

加工食品や外食メニューで食べやすく

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植物の種など、スーパーフードはそのまま大量に食べるものではないことが多い。

そこで食べやすさを打ち出してブームに乗ろうと、加工食品メーカーや外食業界

へと、スーパーフードの利用がどんどん広がっている。

 

アサイーなど、アマゾンフルーツの販売を手掛けるフルッタフルッタ

(東京・千代田区)は、チアシードを1粒ずつチョコレートでコーティングして、

スナック感覚で食べられるようにした「チアシード チョコレートコート」を

昨年10月に発売した。

 

健康食品やサプリメントを製造販売するファイン(大阪市)も、雑穀のキヌアを

ローストして素材のままで食べやすくした

「ファインスーパーフード 金のローストキヌア」を10月に発売している。

 

外食業界では福岡市に本拠を置くピエトロが、既存店を「YASAI Cafe」として

野菜メニュー中心の健康志向レストランに改装。

キヌアなどスーパーフードを使ったサラダを提供している。

 

中華チェーン「餃子の王将」を展開する王将フードサービスも、

女性スタッフの開発メニューとして、衣にキヌアを混ぜ込んだ

「大人のミルフィーユハムカツ」を1日10食限定、1月末までの

期間限定で提供している。

 

拡大するブームを受けて、2016年にはさらに新種のスーパーフードが

注目を集めるものと見られている。

小麦タンパクを含まない雑穀類のアマランサスやタイガーナッツ、

サボテン科の植物であるドラゴンフルーツなど。

ドラゴンフルーツは抗酸化作用のあるアントシアニンや、

マグネシウムを多く含むという。

 

商品の乱立を防ぐため、推奨マーク制度も始動

ただ、種類や用途の拡大とともに、懸念されるのがスーパーフードという

名称の乱用だ。

 

特定保健用食品などと異なり明確な基準がないため、何でも

「これはスーパーフードの1つ」と宣伝され、商品が乱立してしまう

危険性がある。

 

そこで日本スーパーフード協会は、今年3月をメドに、スーパーフードの

「推奨マーク」制度を始めるための準備を進めている。

会員企業の商品を協会が審査し、マークの使用を承認する。

トレーサビリティーなども含めて、確かな食材を市場に出すことで、

スーパーフードの付加価値を維持していきたい考えだ。

 

一時期の健康食品のように不確かなイメージを広げることなく、

消費者に受け入れられ続けるか。

その意味では、ブーム2年目の今年が勝負の年といえる。

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