善玉菌を増やして免疫力アップ !
腸は免疫の司令塔
人の腸の長さは、7~9mです。
腸内にどのくらいの数の細菌がすんでいるか知っていますか?
なんと、1000種類以上、9000兆個もいるのです。
そのうち「善玉菌」と呼ばれる乳酸菌やビフィズス菌は、
ごくわずかしかいないようです。
健康のためには、善玉菌の数を増やし、元気に働いて
もらわなければなりません。
善玉菌の力が弱まると、がん細胞や毒素をつくる「悪玉菌」
が増殖し、ふだんはおとなしい「日和見菌」までが悪さを
しはじめるのです。
その結果、便秘や下痢になり、肌が荒れるだけでなく、
免疫力も低下します。
そして、がんや生活習慣病、肝臓病、認知症などのリスク
も高まるのです。
加齢とともに、善玉菌が減って悪玉菌が増えていくので、
若いうちからヨーグルトや乳酸菌飲料をとる習慣を
つけておくのがよいのです。
体外から摂取した乳酸菌やビフィズス菌は、数日から
数か月で排出されてしまうのですが、腸によい刺激を
与え、善玉菌が住みやすい環境をつくります。
乳酸菌もビフィズス菌も胃酸に弱いので、胃酸が弱まる
食後にとったほうがよい。
善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖も一緒に摂れば、
より効果的となります。
オリゴ糖は、バナナや牛乳のほか、タマネギ、キャベツ、
ゴボウなどの野菜にも含まれていますよ。
善玉菌のエサは食物繊維、
乳酸菌と一緒に食べて
腸を元気に!