16自律神経

ゆっくり吐き出す呼吸が副交感神経を刺激する

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自律神経は、呼吸運動だけではなく、肺の中に空気を

取り込む管である気管支の太さや、肺に栄養を補給する

血管の太さ、肺や気管支から出る分泌物の量などを

調整するはたらきがあります。

 

また、肺の炎症などにも深くかかわっているのです。

 

副交感神経には、気管支を収縮させ気道を狭める作用が

あり、肺や気管支からの分泌を促す作用もあります。

ぜんそくなど呼吸困難をともなう呼吸器の疾患では、

副交感神経を高めることは、症状を悪化させる可能性

があります。

 

●呼吸と自律神経

呼吸そのものによっても全身の自律神経におおきな影響が

出るのです。

一般的に、息を吸い込む吸気は交感神経を刺激していて、

息を吐き出す呼気は副交感神経を刺激しています。

 

そのため、息をゆっくり吸う呼吸をすると交感神経が刺激され、

息をゆっくり吐く呼吸をすると副交感神経を刺激することに

なります。

 

その効能は、古くから知られていて、座禅や瞑想などの

呼吸法にも活かされています。

 

息をゆっくり吐き出す呼吸法をおすすめします。

特に吐き出すことに意識を集中します。

 

この呼吸の目的は、吸うより吐くことをより長くすること

により副交感神経への刺激を高めて、全身をリラックス

させることにあります。

 

また、副交感神経を刺激することは脳の血管を強く拡張

させる効果をもっていて、脳循環を改善する上でも

役立ちます。

 

この呼吸法は、まず息を吸うのではなく、息を吐き出すことから

はじめるのがコツです。

 

あがり症の人には、特におすすめの呼吸法です。

 

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