16自律神経

ストレスと自律神経の関係

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自律神経に影響を与えるといえば、ストレスでしょう。

しかし、ストレスがどのように自律神経に影響を与えるのでしょうか。

 

実は、ストレスには、「良いストレス」と「悪いストレス」、

「多いストレス」と「少ないストレス」の4種類があるのです。

 

たとえば、教育は、生きるための学習で、「良いストレス」です。

人は多少の困難や適度なストレスがあったほうが成長するのです。

 

では、ストレスはどのようにして自律神経に影響するのでしょうか。

急性のストレスを受けた時は、交感神経が真っ先にはたらきます。

しかし、ストレスが続くと、交感神経の緊張に対抗して、

副交感神経のはたらきも活発になります。

 

ストレス潰瘍」という病気があります。

ストレスが原因でできる胃や十二指腸の潰瘍です。

 

実はこの「ストレス潰瘍」は、交感神経と副交感神経の活動が

ともに活発になるタイミングに発症することが多いのです。

 

緊張した交感神経により、血流が低下し、胃酸が胃粘膜内に

しみこんでくるのを血流で流せなくなり、胃粘膜の強度が低下します。

そこに、副交感神経が刺激されると胃酸の分泌が高まり、

たちどころに胃の粘膜は障害を受けてしまうのです。

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これが「ストレス潰瘍」を引き起こす原因となります。

交感神経と副交感神経がともに刺激されてがんばっていると、

しまいにはどちらも疲れて、はたらきが弱まってしまうのです。

 

すると、身体を守る防御反応も、コントロールする力も

なくなってしまう非常に危険な状態になります。

 

一般的なストレス解消法は。STRESSの頭文字から、

●SPORTS = 楽しんでいい汗をかく運動

●TRAVEL = 自然に親しむ旅行

●RECREATION = 人と交わる楽しい遊び

●EATING = 楽しい食事

●SINGING・SPEAKING = 歌、おしゅべり

●SLEEP・SMILE = よく眠り、よく笑う

が重要だといわれています。

 

ストレスは自律神経に大きな影響を及ぼすものとして、

十分な予防と対処法を知っておく必要があるのです。

 

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