4 糖尿病 5 若返り

インスリンが効率よく働く体をつくる

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長寿の人を見ると、ほとんど病気らしい病気をしたことがない人、

あるいは、あまり大病を患ったことがない人が多いようです。

 

病気を確実に克服してきた人だということが分かります。

さらにみてみると、糖尿病に関して、糖尿病があって100歳を超えて

元気に過ごしている人は非常に少ないのです。

いいかえれば、糖尿病になると100歳を超えるのがたいへんむずかしく

なるのです。

 

糖尿病自体は直接死にいたるような病ではありませんが、

生活をきちんとコントロールしないと、さまざまな合併症を起こして、

死に至ることが少なくない病気なのです。

 

糖尿病はひとことでいうと、インスリンが分泌されない、

あるいは、インスリンが分泌されても効きが悪い状態です。

 

インスリンは、体に入ってきた栄養素を有効に使い、余った分を

必要なときに使えるようにためておくという仕分け作業をしています。

このインスリンが足りなくなったり、インスリンがしっかり働いて

くれないと、糖が血液中にたまってしまい、糖尿病になります。

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このインスリンをつくる能力も、65歳以上になると非常に衰えてきます。

ですから、若いころと同じように食べていると、少ないインスリンでは

対応できずに、糖尿病をはじめとする生活習慣病を引き起こしてしまいます。

ところが、長寿者の多くは、インスリンの血中濃度が低いのに

糖尿病にはなっていません。

 

これは、インスリンが効率よく働いていると考えられます。

インスリンの効きがよい状態に体がなっているといえます。

こうした体づくりがたいへん重要です。

 

健康長寿になるには、まず生活習慣病を防ぐことが重要です。

生活習慣病は、糖尿病、高血圧、高脂血症、心臓秒、脳卒中などが

あげられます。

 

これらの生活習慣病は、自覚症状がほとんどないので、

気がつかないうちに進行していることが多いのです。

50歳ぐらいで、心筋梗塞や脳梗塞を起こしたりする人は、

30歳ぐらいの若い段階で、すでに動脈硬化が進んでいたと

考えられます。

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健康長寿を目指すならば、30歳を過ぎたら、生活習慣を

見直すことが重要です。


 

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