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マグネシウム不足は脳卒中、虚血性心疾患になりやすい!

2020/11/01

硬水の地域は、脳卒中の死亡率が低かった

日本各地の河川で、酸性の地域では脳卒中での死亡率が高く、アルカリ性の地域では死亡率が低いという報告があります。

酸性の水は硝酸塩や塩酸塩が多い水で、アルカリ性の水は、カルシウムやマグネシウムの多い硬水になります。

硬水が脳梗塞や脳出血を予防してくれるということは、かなり注目されています。

日本では、カルシウムやマグネシウムの少ない軟水の場合が多い。

マグネシウムは虚血性心疾患との関連で注目を浴びている

水の硬度と虚血性心疾患の関係で有名なシュレーダーの研究があります。

飲む水の硬度が高いほど、心筋梗塞や狭心症、動脈硬化、高血圧といった循環器疾患の少ないことがわかったのです。

そして、その後の研究で、マグネシウムによる効果だということが判明しています。

 

つまり、硬水のミネラル成分であるマグネシウムに、循環器の発病率を抑える効果のあることが解明されたのです。

 

マグネシウムは老化とも関係している

体内のマグネシウムは、加齢とともに減少することが明らかになっている。

また、老化については、スワンソンの有名な研究がある。

スワンソンの研究データは、水晶体に含まれる金属元素の濃度を測定し、水晶体にあらわれる老化を検証したものです。

 

それによると、マグネシウムが欠乏すると、白内障を発症することがある。

白内障は、年配者に多く発症することから、加齢にともなう体内のマグネシウムの不足が原因と考えることもできます。

また、糖尿病でも白内障の合併がしばしば見られることも、マグネシウム不足と関連があると考えられています。

マグネシウムの働き

マグネシウムの不足は、老化にも関係し、脳卒中や虚血性心疾患にもつながります。

マグネシウムは、ミネラルの一種なのです。

1日の摂取量が100mg以上必要な主要ミネラルは、マグネシウム、カルシウム、ナトリウム、リン、硫黄、塩素の7種類です。

マグネシウムは物質の代謝、特にエネルギー産生系できわめて大切な作用を担っています。

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マグネシウムは、カルシウムとナトリウムの過剰な細胞内への流入とそれらの細胞内での蓄積を防ぎます。

そのため「天然のカルシウム拮抗薬」とも呼ばれています。

 

そのほか、神経の刺激の興奮伝達や筋肉の収縮・弛緩のメカニズムにカルシウムと同等以上の大切な役割があり、マグネシウム不足は、けいれんやこむら返りを起こす原因ともなります。

 

さらにマグネシウムはアミノ酸の活性化、たんぱく質やホルモン合成などにも欠かせません。

このようにマグネシウムにはきわめて多彩な生理作用があるのです。

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