自分でできる坐骨神経痛のケア
2016/06/04
●腰にやさしい生活3つのポイント
坐骨神経痛の悪化を防ぐには、腰に負担をかけない工夫が大切。
1.よい姿勢を保つ
腰椎椎間板ヘルニアの人は、自然な脊柱のS字カーブを保つ。
S字カーブを保つと、腰への負担が軽くなります。
腰部脊柱管狭窄症の人は、少し前かがみの姿勢をとる。
脊柱管が広がり、馬尾や神経根の圧迫がやわらぎます。
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2.長時間同じ姿勢は避ける
ときどきストレッチを行い、腰に疲労をためない。
ストレッチは、筋肉の緊張がゆるみ、血行がよくなって、疲労が
たまりにくくなります。
3.股関節を上手に使う
重い物を持ち上げるときは、ひざを曲げ、股関節を支点に物を引き
寄せて持ち上げる。
腰の負担が減り、物が楽に持ちあがります。立ったりするときも
股関節を使うようにします。
●腰にやさしい歩き方
2足歩行をする人間は、腰に大きな負担がかかっています。
正しい歩き方をすることによって、腰への負担は軽くなります。
腕の振りを上手に使うなど、全身を使って歩くことがポイントです。
・まっすぐに立つ
・胸や腰をそらせないように、顔から前に進むイメージで
・両腕は後ろに意識してふるようにする
・腰が左右に揺れないように
・けり出しのときはひざをまっすぐに
・足の親指が最後に地面をけるように歩く
※腰部脊柱管狭窄症の人は、歩くときも少し前かがみで杖を使うのも一考
●歩き始める前のかんたん準備体操
坐骨神経痛のある人は、腰やおしりなどの筋肉がこわばっています。
簡単な準備体操をするだけで、筋肉がゆるんで歩きやすくなります。
・おしりと太もものストレッチ
いすに座って、股関節を深く曲げて、右足を左ひざの外側に置く。
息を吐きながら、右ひざを左胸に引き寄せ20秒キープする。
左右2、3回ずつ行うと楽に歩けます。
階段を上る前にに行うのも効果的です。
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