15神経痛

40歳以下に多い腰椎椎間板ヘルニア

2016/06/04

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椎間板は10代後半から衰え始める

腰椎椎間板ヘルニア(ようついついかんばんヘルニア)は、若い人に

よくみられる病気です。

 

腰に負担をかけない生活を心がけ、適切な運動療法を行うことで、

自然に改善することもありますが、腰に負担がかかり過ぎると、

やがて腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)

の症状が現れることもあります。

 

椎骨と椎骨の間でクッションの役割を果たしている椎間板は、

中心には弾力性のゼリー状の髄核(ずいかく)があり、その周囲を

コラーゲンでできたかたい線維が取り囲んでいます。

 

髄核には、プリテオグリカンという保水力にすぐれた物質が含まれ

ていますが、10代後半から減り始め、それに伴って髄核は徐々に

かたくなっていきます。

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髄核の一部や線椎輪が飛び出す

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髄核がかたくなると、周囲の線椎輪にヒビが入り始めます。

このヒビから、髄核の一部や線椎輪が飛び出した状態が、

椎間板ヘルニアです。

 

椎間板ヘルニアによって変形した椎間板が、馬尾(ばび)や神経根

を圧迫すると、坐骨神経痛になってしまいます。

 

同一姿勢や前かがみで作業する人に多い

腰椎椎間板ヘルニアになりやすいのは、重労働をする人や、

前かがみの作業が多い看護師や介護士、美容師、スポーツ選手

などです。

 

長時間のデスクワークや、自動車の運転をする人にも、少なく

ありませんが、これは、筋力が低下しやすいことが原因といわれて

います。

 

腰椎椎間板ヘルニアの発症は、20代がもっとも多く、30~40代が

続きます。

 

前かがみの姿勢で痛みが増加する

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腰椎椎間板の特徴は、前かがみの姿勢になると腰痛がひどくなる

ことです。

 

椎間板の内部にかかる圧力は、立位を100としたとき、前かがみでは

150、前かがみで物を持ち上げると220以上になります。

腰椎椎間板ヘルニアを悪化させないためには、椎間板内圧が上がる

動作を避けることが重要です。

 

圧迫によって神経に炎症が起こり、炎症性物質と呼ばれる刺激物質

が放出されることで、痛みが起こると考えられています。

 

多くは、最初に腰痛が出現し、徐々に坐骨神経痛があらわれます。

なかには、症状が良くなったり悪くなったりを繰り返す人もいます。

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