8 がん

大事なのは「バランスのとれた食事」

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がんを防ぐための12か条

喫煙と酒に続いて、4条から6条までの3項目は食事に関してです。

間違っても、「がんを予防する」という噂の食品や栄養素を

大量に食べたりしないでください。

 

食事に関して最初に掲げられている予防法は

バランスのとれた食生活を」です。

 

食物の中には一定の量までなら問題なくても、摂取しすぎると

がんのリスクを上げる可能性がある成分があります。

例えば、肉や魚の焼け焦げに含まれるヘテロサイクリックアミンや、

ハムやソーセージ、漬物などの保存食品に含まれるニトロソ化合物などです。

 

こういったリスクを分散させるためにも、なにかに偏った

食べ方をせず、バランスのよい食事をしてください。

日本は世界の中で中国に次いで、塩分摂取量が多い国です。

塩辛い食品は控えめにする必要があります。

塩分の摂取量を抑えれば、高血圧を予防し、循環器疾患のリスクを

下げるのみならず、日本人に多い胃がんの予防にも有効なのです。

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「濃くなければ不味い」は思い込みで、薄味には1カ月もあれば慣れます。

出汁をきかせ、スパイスや酢などを活用することで、減塩食もおいしくなります。

野菜や果物を豊富に食べることは、特に胃がんに効果的とされています。

 

食べ過ぎ傾向のある人は、特に野菜を多くとることで、自然に

摂取カロリーを減らすことができるので、おすすめです。

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なお、12条には掲げられていませんが、飲食物を熱い状態でとることが

食道の炎症やがんを引き起こす可能性があるとされています。

熱いものを好むよりも、猫舌のほうががんにはなりにくいと言えます。

 

●欠かせない毎日の運動と適切な体重維持

デスクワークをしている現代人は極端な運動不足です。

毎日合計1時間程度のウォーキングくらいの運動と、週に1回は

1時間くらいの早歩きや30分くらいのランニングを行いましょう。

適度な運動はがんだけでなく、心血管病や糖尿病、高血圧などの

リスクを下げてくれます。

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健康的に長生きするためには、運動が欠かせません。

適切な体重維持というと、痩せるダイエットを思い浮かべるでしょう。

 

しかし実は欧米とは異なり、日本人の場合、肥満とがんとはそれほど

強い関連がありません。

腹八分目は心がけるべきですが、日本人の場合、むしろ栄養不足で

免疫力が下がったり、血管壁がもろくなったりすることが心配されます。

 

極端な肥満とやせすぎに注意しましょう。

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