8 がん

百害あって一利ない「喫煙」

きんえん2

1978年の「がんを防ぐ12か条」と、2011年の

「がんを防ぐための12か条」を比べると、いくつかの

違いがありますが、一番目立つのは、喫煙に関する

項目の違いです。

 

2011年の「がんを防ぐための12か条」では12か条の内、

受動喫煙に関する項目が加わり、さらに12か条の最初に

喫煙に関する項目が入っています。

それほど、喫煙ががんの原因として大きいことが分かりました。

がんの内の3割は喫煙に関連しているとされています

 

特に喫煙との関係が深いとされる肺がんの場合、

たばこを吸っている人の、たばこを吸ったことがない人

に対する肺がんの相対リスクは、男性で4.4倍、女性で2.8倍です。

しばしばタバコはストレス解消に役立つと考えられています。

 

しかし、実際には喫煙によるニコチン中毒のため、

タバコを吸っていないときに禁断症状でイラつき、

吸うことで禁断症状が治まったにすぎません。

 

つまりニコチン中毒でなければ、喫煙で解消しなければ

ならないストレスを感じなくて済むわけで、禁煙して、

ニコチン中毒を解消すれば、タバコを吸ってストレス

解消する必要はなくなります。

 

●百薬の長ではない「飲酒」

いんしゅ

「酒は百薬の長」という言葉を掲げて、飲酒はいい

ことだと主張する人は多いのですが、「百薬の長」と

言える量がどれだけか知らない人が圧倒的ではないでしょうか。

 

飲む場合はアルコール換算で1日あたり約23グラム程度

までとされていて、日本酒なら1合、ビールなら大瓶1本、

焼酎や泡盛なら1合の3分の2、ウィスキーやブランデー

ならダブル1杯、ワインならボトル3分の1程度に過ぎません。

 

そして飲めない人、アルコール分解酵素のない人に

とっては、アルコールは猛毒なので、無理に飲まないようにすべきです。

飲まない人が「百薬の長だから」とあえて飲む必要はまったく

ありません。

 

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