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脳を活性化する

のうのかっせいか

●脳を鍛えるには変化が大事

年とともに、様々なことに慣れていきますね。

脳は慣れた作業の繰り返しでもある程度は活性化することができます。

慣れたことを繰り返しながら習熟してスキルアップしていくことにより、熟練の技を身につけることができます。

しかし、慣れてしまうと無意識でもやれるようになり、進歩のスピードは落ちてしまいます。

同じことをやりながら、新鮮でいるのは困難ですが、新しい経験には新鮮味をもって取り組むことができますね。

初めての体験は脳に刺激を与えてくれ、脳の活性化を図ることができるのです。

 

以前、単純な計算問題などで脳を鍛えることが流行しました。

始めは、大人が久しぶりに単純な問題を解くことに新鮮味もあり、脳への刺激となりましたが、慣れてきてしまうと、刺激にならなくなり、脳は活性化されなくなってしまいます。

日々、生活に変化をつけることで、脳は活性化するのです。

型にはまったワンパターンな生活をしている人は認知症になりやすいと言われています。

 

●ちょっとした変化を取り込む

新しい仕事をするといった大きな変化でなくてもよいのです。

例えば出社時刻をいつもより15分早くしてみましょう。

出勤の途中で出会う人が異なったり、太陽の位置が異なったり、出社したときのオフィスの様子が異なったり、いつもとは違う風景や体験があります。

複数のことを同時に行うのも、1つことに集中するよりも、脳を活性化することができます。

女性は同時処理が得意なのに対して、男性は同時処理が苦手で、何かをしているときに話しかけられても話の内容すら覚えていないということがしばしばあります。

例えばテレビを耳で聞きながら新聞を読むなどがおすすめです。

考えたり覚えなければならないことがあるときは、散歩をして、次々変わる風景を見ながら、考えたり、覚えたりすることで、脳がしっかりと働いて、うまく考えられたり、覚えることができます。

 

●考え方を少し変えるだけで脳が活性化

変化はいいことだと考えるだけで違ってきます。

これまでならいつもと違ったときにはいらだったでしょうが、「いつもと同じ」を求めず、異なることを刺激として積極的に楽しめば、新たな視界が開けていきます。

面倒くさがらないことも大切です。

いろいろなことを面倒くさがるようになると、どんどん脳は衰えていきます。

旅の手配を自分でやるだけでも、ずいぶん頭が活性化します。

つりせん

例えばレジで支払うときに面倒くさがって大きなお札で払うのは、脳を使う機会を逃しています。

瞬時に、細かくおつりを計算してちょうどよいおつりをもらうように計算することも大切ですね。

 

●脳に喜びを与える

興味がない分野のことを覚えろと言われてもなかなか覚えられないのに、好きなスポーツのことはルールから有名選手の名前まで、いつどうやって覚えたのかもわからないくらい、いつのまにか覚えているのではないでしょうか?

脳は喜びを感じると、よりよく働くので、なるべく喜びを感じられるように仕組みましょう。

達成できる小さな目標を立てて、それを達成すれば、その都度喜びを感じることができ、脳が活性化します。

達成できそうな目標を立てることが大切です。

気が重くてなかなか行動に移せない事柄がある場合には、そこに楽しい事柄を結びつけましょう。

「これを終えたら好きなこれができる!」などでも構いません。

もくひょう

●マイナスを消し去ることは大事

失敗を引きずり、マイナスイメージを抱き続けると、脳を元気にさせるセロトニンなどが減り、神経細胞を減らしてしまいます。

逆に前向きに考えると、神経細胞が増えていきます。

ネガティブなことを考え、口に出すのは避けましょう。

「言霊(ことだま)」という言葉もあるように実際に声に出して口にしてしまうと、耳からそのネガティブなイメージが入ってしまいます。

「忙しい」とか「時間がない」とか、「失敗した」などの言葉を口にするのはやめましょう。

それは周囲のやる気もそいでしまいます。

 

プラスイメージを意識して、変化を求めましょう。

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