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イソフラボンとがん

イソフラボン

大豆製品。とくにその成分であるイソフラボン類の摂取は、

体内のエストロゲンの働きなどに影響を与えることが

知られている。

 

そのため、乳がんや前立腺がんなどホルモンの影響を

受けるがんに対する予防効果や、反対にリスクを上げる

可能性が予想される。

 

イソフラボンといえば、まず豆腐やみそを思い浮かべる

人が多いだろうが、これらは日本人が日常的に親しんで

きた食材です。

日本人は、欧米人と比べて大豆製品の摂取量が多く、

同時に乳がんや前立腺がんの発生率が低いことが示されている。

 

乳がんについては、大豆製品との関連は明らかではないが

みそ汁とイソフラボンでは摂取量が多いと乳がんのリスク

が低くなることがわかった。

 

一方、前立腺がんについては、イソフラボン類の摂取は

前立腺内にとどまるがんに予防的であったが、味噌汁の

摂取が前立腺を超えて広がる進行がんのリスクを上げる

という複雑な結果が出ている。

 

この傾向は、60歳以上の男性で特に強くなっている。

進行がんについては、今後も注意が必要です。

 

イソフラボンについては、欧米とアジアでの食生活の差

によって前立腺がんの発生率に差が生じると指摘されて

いたが、日常の食事からのイソフラボンの摂取が、がん

予防につながることが明らかになった。

 

しかし、進行前立腺がんのリスクとなる可能性もある

ので、サプリメントなどで、大量に摂取することは

控えるべきだと思われます。

 

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