1 健康長寿 8 がん

飲酒と病気

いんしゅ

酒は百薬の長ということわざがある。適度な飲酒は

心身によい影響を与えると言いますが、本当だろうか。

飲酒と寿命の関係を調べた研究によると、男性で死亡

リスクが最も低くなったのは、

「一合未満」のグループで、

「飲まない」の0.6倍、そして飲酒量が増えるほど高くなり、

「一合以上二合未満」が0.9倍、

「二号以上三合未満」は、「飲まない」と同じだった。

そして、「三合以上」では1.3倍になつた。

「酒は百薬の長」を裏付けるデータだが、やはり「過ぎれば毒になる」

ということです。

つまり、健康で長生きするために、飲むにしても一日一合までに

することが大切です。

 

●飲酒とがん

がんになるリスクについてはどうだろうか。

口腔、喉頭、咽頭、食道、肝臓がんは、飲酒習慣のある人の方が

なりやすいことがわかっています。

飲酒や喫煙の習慣のない人がこれらのがんになることは少ないのです。

研究結果では、飲酒関連がんリスクは、「一日一合未満」の男性で、

「時々飲む」人の二倍と上がり始めた。

「一合以上二合未満」で三倍、「二合以上三合未満」で四倍、

「三合以上」で六倍になつた。

 

喫煙と飲酒の関係はどうだろうか。

たばこを吸う人では飲酒量が増えるにつれてリスクが

高くなり、三合以上では時々飲む人の約二倍となった。

飲酒によって体内に入ってくるアルコールは、体に

とっては毒になる。

そのためさまざまな酵素が解毒しようとする。

そのいずれかの酵素によって、たばこの煙に含まれる

発がん物質が活性化されてしまうというのが、ひとつの

考えである。

 

つまり、お酒を健康的に飲みたければ、たばこを吸わないことです。

そして、飲酒も一日一合未満とすることではないでしょうか。

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