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世界のマナーとタブーに注意

かいがいりょこう

普段日本で過ごしているのと同じようにとった言動が、

海外旅行先で現地の人に不快感を与えてしまうことがあり、

最悪のケースでは犯罪行為とみなされてしまうことさえ

あります。実際に次のような事例があります。

 

●ヨーロッパの美しい森を散策していた女性A さん。

あまりの美しさにおもわずその風景を写真に収めたところ、

付近にあった軍事施設を撮影したと国境警備隊に疑われ、

その場で逮捕された。

 

●敬虔なイスラム教徒の多い中東で、カラフルなバスを

撮影していた男性C さん。

 

ところが、バスの近くを歩いていた若い女性が

「勝手に自分の姿を撮られた」と叫んだため、

付近にいた人たちに取り囲まれ、カメラをその場で

取り上げられた。

 

(出所:外務省「海外安全ホームページ」の
「海外邦人事件簿」より抜粋)

 

このような事態が起こってしまうと、楽しいはずの

海外旅行が台無しになってしまいます。

それぞれの国や地域によって宗教・考え方・生活習慣

などが異なります。

 

また、性別に対する考え方も国や地域によってさまざま

なのです。

 

女性にカメラを向けて写真撮影を行うことがタブーと

されるだけではなく、ベールをまとった女性に握手を

求めることや、乗り物の中で家族以外の女性の隣に

座ること、逆に女性のほうから握手を求めることを

好まない国や地域もあります。

 

さらに、とってはいけない言動にも注意しなければ

いけません。

 

例えば、タイでは「頭は神聖なもの」であるため、

人の頭に触ったり撫でたりするのはよくないとされて

います。

 

むやみに人の頭を触ったり撫でたりするのは避けた

ほうが無難でしょう。

 

また、インドでは「左手は不浄の手」とされているため、

握手は必ず右手で行わなければならないといわれています。

中には、左手を食事時に使用しない地域もあります。

トラブルを避け楽しいひとときを過ごすためには、

事前に訪れる国のマナーとタブーをできるだけ知って

おきましょう。

 

また、マナーとタブーを知ることは、その国の文化に

触れることにほかなりません。

 

マナーとタブーは、宗教や昔からの風習に根付いていること

が多く、それを知ることで異国の旅を一層深く楽しむことが

できます。

■外務省「海外安全ホームページ」■
http://www.anzen.mofa.go.jp/

 

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