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動脈硬化とは?

2015/06/27

動脈硬化

動脈硬化とは、動脈の血管壁が老化して硬くなり、

さらに血管の内側に脂肪のかたまりがこびりついて血行が

悪くなり、血液が詰まりやすくなった状態です。

 

動脈硬化が進むと、心筋梗塞や狭心症といった心臓の病気、

脳梗塞のような脳の病気、閉塞性動脈硬化症など、致死的

な病気や寝たきりの原因になる病気を引き起こします。

 

糖尿病、高血圧、脂質異常症、そしてメタボリック

シンドロームなど、生活習慣病の治療目的は、動脈硬化の

進行を抑制して、その先にある心筋梗塞や脳梗塞などの

病気の発症を防ぐことにあります。

 

日本人の死因の第1位は、がん(28.8%)ですが、第2位

の心疾患(15.5%)と、第4位の脳血管疾患(9.3%)を

併せると24.8%で、がんに迫ります。

 

死亡率の年次推移を見てみると、がんと共に、心疾患の

死亡率が上がっています。

食生活の変化、特に脂質の摂取の増加により、動脈硬化が

進んだことが原因と考えられています。

 

脳血管疾患は、1950(昭和25)年から1980(昭和55)年

までは、死因のトップでした。

 

しかし1965年頃から脳血管疾患による死は徐々に減りました。

減少の理由は食生活の変化により塩分摂取量が減ったことと、

高血圧治療が広く行われるようになったこと、脳出血や

脳梗塞の治療の進歩により、かつてなら発症すれば即死亡に

つながることが多かったのが、救急治療により命を取り留め

る事例が増えたことなどによります。

 

つまり脳血管疾患による死亡率が下がったのは、

医学の進歩と早期治療によるものです。

 

死因を年齢別に見ると、死因の中でがんの割合が多いのは

50代から60代にかけてで、その後はどんどん減っていき

ますが、心疾患と脳血管疾患はその後も増えていきます。

 

血管は大切なものです。大事にしましょう。

 

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