健康長寿

食べる順番ダイエット法は健康長寿につながる

2021/03/31

野菜を始めに食べるようにすれば、ダイエット効果が高まる。

簡単な方法ですからすぐにできるようになります。

しかも、ダイエットに限らず老化防止にもつながるという優れものです。

 

食べる順番ダイエット法とは

あまりにシンプルなので拍子抜けするかもしれません。

このダイエット法は“食べる順番を守るだけ”。

具体的には、野菜→たんぱく質→炭水化物の順に食べる、というものです。

朝昼晩の3食しっかり食べてもいいし、何を食べても原則OKです。

 

食べる順番ダイエット法は、無理なく続けられる

面倒なカロリー計算をしなくていいし、つらい食事制限も必要ない。

ただ、食べる順番に気をつけるだけ。

 

簡単だから無理しなくても続けられるというわけです。

「食べる順番ダイエット法」は、1年経過した時点で98%、2年経っても94%の人が継続と、ほぼ全員が続けられるという結果がでているのです。

 

糖質の摂り過ぎを抑える

太る原因、言い換えると体に余分なお肉(=脂肪)がつくのは、食物の中にある「糖質」の取りすぎが原因です。

糖質は体を動かすエネルギー源。

しかし、必要以上に取りすぎると脂肪として体内に蓄えられてしまいます。

逆にいうと、糖質を抑えれば余分なお肉はつかないということ。

 

ここで、食べる順番がかかわってきます。

野菜を先に食べ、タンパク質を挟み、最後に炭水化物を食べると、逆の順番に比べて糖質の吸収が大幅に抑えられるのです。

もちろん同じものを同じ量を食べても、という前提です。

しかし例外があります。それは、「早食い」の人です。

 

食べる順番ダイエット法の注意点

必ずゆっくり食べる

「食べる順番ダイエット法」は、必ず「ゆっくり食べること」が成功のポイントです。

この「ゆっくり」が思わぬ波及効果を生み出します。

食べる量が自然と減るのです。

 

ゆっくり食べると満腹中枢が刺激されるからです。

野菜をゆっくり食べる、たんぱく質もついでにゆっくり食べる。

すると炭水化物を食べきるのがキツくなるのです。

大食いの人間でも不思議なもので、「もうダメ……」と食べる量がガタっと減るのです。

ごはんでいうと2杯はいけたのが1杯でお腹いっぱいになる、という具合です。

 

高いダイエット効果

「食べる順番ダイエット法」は、実によく考え抜かれた方法なのです。

次のように、高いダイエット効果を生み出しているのです。

① 野菜から先に食べるから脂肪がつきづらい。だから太らない。

② ①の前提と諭して、ゆっくり食べさせる。

すると結果的に食べる量が減る。だからやせる。

③ ②で量が減るのは、最後に食べる炭水化物。

炭水化物は「糖質」の塊。糖質の摂取が減るからやせる。

 

糖尿病の治療方法として生まれた

この「食べる順番ダイエット法」は、従来のダイエット法のようなカロリー制限や(糖質制限を含む)栄養バランスの調整を前面に打ち出していませんが、結果的にそうなるのです。

しかも、誰もが無理せず実践できるシンプルさも兼ね備えています。

ここに、このダイエット法の真価があるのです。

これまでの「常識」を覆す説得力をもっていることも、見逃せないポイントでしょう。

 

常識的には、炭水化物であるごはんが主食。

それを食べるためにオカズ(肉や魚などのたんぱく質)があり、添え物として漬け物(野菜)というのが日本の食卓における位置づけです。

そうした中、多くの人が学校給食で「三角食べ」をたたき込まれたことでしょう。

だから、ごはんをメインに食べつつ、オカズや添え物を同時に食べるというのが、これまでの日本の常識なのです。

 

もともと、この「食べる順番ダイエット法」は糖尿病の治療現場から生み出されました。

考案者の梶山靜夫先生は、ある偶然の出来事から「食べる順番」に着目し、10年以上の試行錯誤を経て、この方法を洗練されたものに仕立て上げました。

2010年、梶山先生は栄養の専門家である今井佐恵子先生と共同で論文を発表しました。

まず医療の世界で注目され、さらにダイエット効果が明らかになるにつれて、テレビや雑誌などマスコミでも大きく取り上げられるようになりました。

「老化にも」貢献します。

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アンチエイジングにもつながる

「食べる順番ダイエット法」は、ダイエットだけでなくアンチエイジングにもつながります。

最近、老化の原因として注目されているのが、「糖化」です。

糖質とたんぱく質が結び付いて細胞が老化させてしまう現象で、肌のハリを失わせたり、視力を低下させたり、骨や血管を弱くしたり、記憶力の低下を引き起こすなど、老化に深くかかわっています。

 

この「糖化」の進行を和らげるひとつの有力な手段が、「食べる順番ダイエット法」です。

この方法がターゲットとする太る原因と、「糖化」を進行させる?原因は同じものです。

「食べる順番ダイエット法」は「糖化」という老化現象にも効果的なのです。

まさに「頑張らない」アンチエイジングと言えるでしょう。

 

それでは実行するコツをまとめました。

ぜひ「食べる順番ダイエット法」を試していただきたいと思います。

 

食べる順番のコツ(その1)

「野菜」「たんぱく質」と各グループの食べ物を食べきってから、次に移ることが大原則。

ただし、ごはんだけ食べるのがつらい人もいるでしょう。

その場合にはおかずを3分の1くらい残して一緒に食べても「よし」とします。

 

食べる順番のコツ(その2)

野菜を食べてから最低5分は次のたんぱく質に移らない。

同僚とのランチなど自分のペースを守ることが難しいときは、野菜ジュース(ただし果糖なし)を事前に飲んでおくことでも「よし」とする。

 

ゆっくり食べるコツ

口にいったん入れたものを飲み込むまで、次のものを口に運ばない。

 

余分な糖質を出さないコツ

食後30分以内に軽い運動をする。

糖質をエネルギー源としてたくさん使うようにするために行う。

朝食後の掃除や、ランチの後に軽くウォーキングをするなど。

 

食べ物を選ぶコツ

キャベツやホウレン草などに加えて、海藻やきのこ類も「野菜」グループに入ります。

逆にサラダによく使われるコーンやポテトは「炭水化物」です。

 

この食事方法は、だれでも簡単に実行できます。

1ケ月もすれば、効果が見えてきます。

あなたも“食事の順番”ダイエットをしてみませんか?

健康に注意して、病気を予防しましょう。

 

知識だけでは、健康にはなりません。実行が大切です。

 

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