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呼吸法が変わると、考え方も人生も変わる

人は、一日に2万回も呼吸している

人は、生きている限り、呼吸をして酸素を吸い、二酸化炭素を吐き出しています。

呼吸で取り込んだ酸素は、血液を通って全身の細胞に運ばれます。

そして食べ物からエネルギーを作り出すために使われます。

十分な栄養と酸素がそろってはじめて、全身の細胞の健康が保たれます。

 

さらに、ただ息を吸って吐けばよい。というものではありません。

取り込む酸素の量や呼吸時の体の使い方で、活力旺盛な体にも、エネルギー不足の体にもなります。

大切なことは、「どう吸って、どう吐くか」なのです。

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人は、一日に2万回呼吸をしている。

1回の呼吸の量を少し上げるだけで、1日2万回積み重なるとその影響は大きなものとなります。

1回の呼吸は、数十兆もの細胞に働きかけるので、その影響力は、健康にも寿命にも関わる大きな問題なのです。

浅い呼吸と深い呼吸

呼吸をするとき、おなかが動くときは、深く呼吸ができていますが、逆におなかが動かないときは、浅い呼吸になっているのです。

深い呼吸は、腹式呼吸となっています。

そして、腹式呼吸は、リラックスできる呼吸法なのです。

人は、腹式呼吸をすることで、健康に向かうことができるのです。

 

いま、浅い呼吸をしている人は、意識して深い呼吸を体得すれば、しだいに腹式呼吸ができるようになります。

それに合わせて心も落ち着いて、穏やかになってきます。

 

しかし、年齢とともに、腹式呼吸から胸式呼吸に移行することがあります。

定期的に呼吸をチェックして、腹式呼吸をしているか確認することが大切です。

 

呼吸法が変わることで、考え方も変わり、人生も変わるのです。

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呼吸法で、自律神経のバランスを回復し、免疫力を上げる

呼吸法は「吐く息」を重視します。

その理由は、自律神経と関係があるから。

ストレスの多い現代人は、自律神経が乱れやすなっている。

ストレスを受けると、それに対抗するために交感神経が活発になって、副交感神経とのバランスが崩れます。

 

その結果、イライラしやすい、眠れない、体がだるいなどの症状が出てくるのです。

いわゆる自律神経失調症です。

この対応策として、吐く息を重視した呼吸法を続けると、副交感神経の働きが高まって、交感神経とのバランスが回復します。

なぜなら、吐く息は副交感神経を活性化する働きがあるからです。

 

ストレスは免疫力を低下させる

ストレスは、免疫にも影響するといわれています。

免疫力というのは、細菌やウイルスなどの侵入者を察知すると、リンパ球などの免疫部隊が駆けつけて駆除します。

 

しかし、この働きが低下すると、病気になりやすくなるのです。

風邪などだけでなく、ガンも例外ではありません。

強いストレスが病気の引き金となるのは、このことが影響しています。

適度なストレスは、免疫力アップに役立ちます。

しかし、長時間のストレスは、免疫力を低下させるのです。

 

呼吸法は、免疫力を高めることにも役立ちます。

呼吸法によって、日常的に自律神経のバランスを保っていれば、ストレスによる免疫力の低下を防ぐことができます。

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セロトニンを増やす

呼吸法は、ストレスや不安を抑える「セロトニン」によい影響を与えることが明らかになっています。

セロトニンは、ストレスや不安を抑えると同時に、過剰な高揚感も抑えるという働きがあり、こころのバランスを平静に保っています。、

 

呼吸法によって、セロトニンの分泌を促すだけでなく、適度な緊張を生じさせる副腎皮質ホルモンも分泌されるので、リラックスしている状態であるが適度な緊張感もあり、バランスのとれた状態だといえます。

 

呼吸法に熟達した人は、足の裏から大地の気を吸い上げ、頭のてっぺんまで達するような深く大きな呼吸をしています。

体に無駄な力みがなく、全身がリラックスした状態にあると、かかとで呼吸をしているように感じられるということです。

 

呼吸によってストレスをコントロールする

呼吸は生きるために欠かせないことです。

人は無意識のうちに休みなく呼吸をしています。

このうち、吸う息で酸素を取り込みエネルギー源となります。

 

生きるための呼吸をさらに一歩進めて、呼吸を意識的にコントロールすることにより、健康法として考えられたのが「呼吸法」です。

呼吸法の歴史は古く、紀元前にさかのぼります。

古代中国の人たちが、仕事の合間に伸びをしたり、深い呼吸によって疲れを癒やしたのがはじまりとされています。

 

こうした何気ない営みが、やがて広く伝わり、精神修業として体系化されていったものと考えられます。

長い歴史の中で、多くの呼吸法が生まれましたが、いずれも吐く息を重視している点で共通しています。

そして、これらは「気功」と呼ばれるようになりました。

 

呼吸法の実践

正しい呼吸法には次の「調身」「調息」「調心」がポイントとなります。

「調身」

調身とは、姿勢を整えることです。

正しい呼吸は、正しい姿勢から生まれます。

正しい姿勢とは、上半身の力が抜けて、下半身に力がみなぎった姿勢がよいとされています。

 

具体的には、両足を肩幅に開いて立ち、両ひざをゆるめ、肩の力を抜きます。

こうすると、筋肉がリラックスして、体に負担のかからない状態となります。

「調息」

調息は、呼吸を整えることです。

まず、鼻からゆっくり息を吐き、すべて吐き終わったら、今度はその反動で息を吸います。

この繰り返しが調息の基本です。

 

呼吸をすることに対して、常に意識を向けることがポイントです。

「出る息は出る息とよく知りよく覚り、入る息は入る息とよく知りよく覚れ」ということです。

 

「調心」

調心は、こころを整えることを意味します。

雑念をなくしてなにかに集中している状態が理想です。

先入観をもたない自然なこころが要求されます。

 

このとき、目をつぶらずに半分開いた状態で行うと、意識を内部へ向けやすくなります。

これらの3つを向上させていけば、正しい呼吸法につながります。

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