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男性更年期障害(LOH症候群)とは?

病気ではないのに、40代過ぎの中高年男性で「なんとなく不調」「突然のほてりや発汗」などが続けば、男性更年期障害かもしれません。

女性特有の更年期障害は男性にもあり、男性ホルモン(テストステロン)の低下やバランスの乱れが原因とされています。

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男性更年期障害とは

男性更年期障害は、男性が年齢とともに男性ホルモン(テストステロン)が徐々に低下することにより、性機能低下や精神神経症状などの諸症状があらわれる病気です。

男性ホルモンは男性の生殖機能に関与する他にも、脳に働きかけ意欲を促し、筋肉を増強させたり、骨量を維持するなど様々な働きをしています。

男性ホルモンは多くの病気のリスクから身を守ってくれる大事な相棒なのです。

もし男性更年期障害やEDを自覚されたら、生活を見直し、改善するのはもちろん、定期的に健康診断を受けるなどして、健康によりいっそう気遣うようにしましょう。

 

男性更年期障害の症状

まず、性機能関連症状で、性欲の低下やED(勃起障害)です。

次に、精神・心理症状で、抑うつ感や落胆、不安、疲労感、記憶力や集中力の低下などがあります。

最後に、身体症状」で、女性と同じく発汗やほてり、睡眠障害、関節・筋肉関連の症状などが出てきます。

問題なのは、ある症状が別の症状を助長したり、根本原因であるテストステロンの低下を進行させることです。

最近、何かと話題になっているうつ病ですが、その前症状ともいわれる抑うつ感がEDを招いたり、逆にEDが抑うつ感を招くという関係が認められています。

また、テストステロンの低下が抑うつ感につながる一方、抑うつ状態にあるとテストステロンが低下することも分かっています。

狭心症や心筋梗塞など心血管疾患を患った男性のうち67%は、発症の平均3年9ヵ月前にEDを自覚していたとの調査結果が、2003年に発表されました。

また2006年には、心血管疾患の男性患者のほとんど全員が、2~3年前からEDだったとも報告されました。

このように、EDを自覚して3年ほどの間に心血管疾患が発症する可能性は高いといわざるを得ないのです。

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男性更年期障害の治療方法

血液検査で男性ホルモンが低い場合には加齢性腺機能低下症と診断されます。

仕事などのストレスのチェックや睡眠、運動、食事の習慣を改善することで症状は改善します。

漢方薬やED治療薬、抗うつ薬などが処方されることもあります。

著しく男性ホルモンの値が低く、症状が強いときには、テストステロン補充療法を行います。

保険治療としてはテストステロンの筋肉注射を2~4週間おきに症状が改善するまで行います。

 

男性ホルモン増強食・運動

お勧めはタマネギ、ニンニクです。

俗にいう「精のつく食品」がよいのです。

ガーリックステーキ、かつおのたたきなどはテストステロンを上げます。

生活習慣の改善も有効となります。

飲酒を控え、運動習慣を持つようになると体調が良くなり、更年期症状も改善することもあります。

 

男性更年期障害と思われたらすぐに医師に相談しましょう。

男性にとっては見逃してはいけない病気なのです。

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