14痛風

痛風とはどんな病気?改善方法は?

2020/09/15

足の親指の付け根が死ぬほど痛い!

尿酸値が高く,関節の1カ所が腫れて激しく痛む!

それは痛風かもしれません。歩けないほど痛みますが,発作24時間後が痛みのピークで,3-7日ほど経過すればウソのように痛みが引いて歩けるようになります。

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痛風は、なぜ激痛が襲うのか?

尿酸は血液中に溶け込んでいます。

しかし量が増えると,溶け切らない過剰な尿酸が結晶化して関節に溜まります。

運動などをきっかけに尿酸塩結晶の一部が関節液中に剥がれ落ちると,それを敵と見なして白血球が集まってきます。

白血球が攻撃を始めた時,炎症を起こす物質が出ます。これが痛みの原因です。

痛風発作が治まって痛みが引いても,関節に尿酸塩結晶がある限り再発する恐れがあります。

 

痛風の99%は高尿酸血症にかかっている!

足の指の付け根などの関節に起こる痛風は、血液中の尿酸が増えすぎて起こる病気です。

つまり高尿酸血症の人に起こるのです。

高尿酸血症にかかる人のうち、10~20%の人が、痛風発作を起こしています。

高尿酸血症は、1960年代には約5%でしたが、1970年代から急増しており、現在では成人男性の約20%がかかっているといわれています。

生活習慣病と併発すると虚血性心疾患や脳卒中の危険がある

高尿酸血症になったからといって、特別な自覚症状はありません。

しかし、放っておくと、痛風発作を繰り返すばすりでなく、腎障害や尿路結石を起こすことになります。

さらに高い確率で、肥満、糖尿病、高血圧、高脂血症などの生活習慣病を併発します。

逆に糖尿病、高血圧、高脂血症に罹っている人が高尿酸血症になると、心疾患や脳卒中になりやすいことがわかっています。

 

尿酸値を上昇させる生活習慣とは

排泄される尿酸と産生される尿酸のバランスがくずれて、血中の尿酸が増えると高尿酸血症となります。

原因は、

・栄養の過剰摂取
・アルコールを長期間にわたり大量に飲み続ける
・精神的ストレス
・肥満、運動不足

などが考えられます。

 

さらに、患者の20%は家族・親戚に痛風の人がいることから遺伝的な要因も考えられます。

高尿酸血症は圧倒的に男性に多い病気なのです。

これは、もともと尿酸の量が女性は男性の2/3しかないこと。

エストロゲンなどの女性ホルモンが尿酸の排出を促進しているからだと考えられています。

 

痛風は、血中にあふれ出た尿酸がある水準以上に達すると、溶けきれなくなって結晶化します。

この結晶が関節に沈着して、あるきっかけではがれ落ちたときに激烈な痛みを伴う痛風発作が引き起こされるのです。

昔に比べて、現在成人男性の20%まで、高尿酸血症が増えた原因は、食生活の欧米化や肥満、ストレスなどが主な原因と考えられます。

 

また、スポーツ選手のように激しい運動をする場合も尿酸値を上げる原因となっているのです。

食生活や運動、肥満などの改善がポイントとなります。

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痛風改善には、適正エネルギーを摂る

痛風の食事療法で、強調されるのは、エネルギーを摂り過ぎないことです。

特に肥満を合併している場合は、減量を目標にします。

肥満になると尿酸の排泄量が低下し、減量すると多くなることが分かっています。

肥満の判定は、BMIの数値で判断しましょう。

18.5~25が普通です。

 

肥満でない方は、1日およそ1800kcalの食事を基準とします。

肥満の方は、1日1600kcalとして、徐々に減量します。

急激な減量は、良くありません。

1ケ月に2kg減ぐらいのペースを目標にしましょう。

 

栄養バランスのよい食事を摂る

適正なカロリーを摂取していても、栄養的な偏りがあると効果的な食事療法になりません。

よくカロリー制限のために、炭水化物の摂取を極端に減らす人がいますが、結果的に高タンパク、高脂質の食事になりがちで、逆に生活習慣病を促進します。

1日の摂取カロリーのうち、

・炭水化物  50~60%

・タンパク質 15~20%

・脂質    20~30%

の割合で摂取するのが理想的と言われています。

 

人間の体はうまくできていて、体が要求する栄養素を過不足なく摂ると、必要以上に要求しなくなるのです。

1日3食の食事で、バランスの取れた食事を調整するようにするとよいのです。

また、3度の食事を規則正しく摂ることも重要です。

痛風・高尿酸血症の原因と改善方法は!?

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