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唾液を増やすと免疫力が高まる(ウィルス感染予防に)

唾液により、免疫力を高めることができる

世界中で、唾液の働きに注目が集まり、唾液には、感染予防などの多くの役割があることが、解明されています。

唾液は消化作用だけでなく、風邪やインフルエンザなどの感染症の予防や、がん、脳卒中、肥満や生活習慣病の予防、歯周病や誤嚥性肺炎などの感染症予防、アンチエイジングなどにも深く関わっています。

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唾液の役割

快眠を促す作用。唾液に含まれているメラトニンというホルモンは、夜になると分泌量が増し、脳や身体は心地よい質の高い睡眠をとるように態勢を整える。

ムチンには、口内の粘膜を保護し、病原菌などが体内に侵入するのを防ぐ働きがあり、重炭酸塩は、食事で酸性に傾いた口内環境を中性へと戻し、虫歯にかかりにくくする作用があります。

唾液の99%は水分で、残る1%に人間の健康に役立つ様々な物質が含まれているという。

メラトニンやムチンなどはその一部にすぎず、100種類以上の成分が含まれていることがわかっています。

 

唾液に含まれるIgAは「免疫界のエース」

IgA(免疫グロブリンA)は、唾液に含有される抗菌物質の中でも分泌量が一番多くて、1日あたり50~100mg分泌される。

口内に入り込んだ有害なウイルスや細菌を見つけると、いくつものIgAがそれにくっついて粘膜に付着させないようにし、体内への侵入を阻んでくれるのだ。

しかし、歯周ポケット(歯周病菌が作った歯と歯茎の間にできる溝)の中まではIgAは行き届かないので、歯周病が進行してしまうことがあります。

そのため、歯周ポケットが形成されないよう、IgAの分泌量を維持し、歯周病菌の増殖を抑えておくことが健康な歯のカギとなります。

若返りの効用があるタンパク質「グロースファクター」

唾液には10種類以上の、グロースファクターと呼ばれるタンパク質が存在する。

こうしたタンパク質は、「細胞の分化・増殖に作用し、活性化や修復を促進する」働きがある。

グロースファクターの1つであるaFGFは、線維芽(せんいが)細胞に対し、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの増産シグナルを出して生成を助けることで肌を再生する。

シワが改善されるなど、見た目の若さや美白効果をもたらす。

 

さらに、グロースファクターのBDNFには「ストレスによる脳の神経細胞へのダメージ」を抑える作用があることから、うつ病予防に効果があり、NGFは、「脳の老化を抑え、若返りを促進するアンチエイジングの効果」があるとされている。

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唾液は、健康の基本、万能薬!

唾液はまさに「万能薬」といっても過言ではありません。

唾液がしっかりと機能するには、唾液の量や質が大切です。

唾液には“IgA”という成分が含まれていて、身体の中に入ろうとする細菌類をシャットアウトし、鼻やのどなどのウィルス侵入の最前線で、防御の重要な働きをし、免疫力の強い身体を作っています。

このように唾液には、心身の健康に欠かせない役割があるが、喫煙や加齢などの要因から、分泌量は減ってしまうという問題がある。

それにより、口内環境が悪化してインフルエンザや歯周病にかかりやすくなったり、動脈硬化や大腸炎など、一見関係ないと思われる病気の罹患リスクも増大するという。

ただし、生活習慣の改善やトレーニングによって、唾液の量を回復させることは可能なのです。

単純にこまめな水の摂取を心がけるだけでも、唾液の量は増します。

また、ぬるめの湯(60度)で抽出した緑茶あるいはヨーグルトには、IgAの量を増す効果がある。

逆に控えたいのが、揚げ物やインスタント食品。これらに多く含まれる脂質は、唾液の質を落としてしまいます。

 

IgAの働きを高める食品

そのIgAの働きを高めるとして、いま注目が集まっているのが、R-1乳酸菌などの発酵食品や食物繊維です。

このヨーグルトの乳酸菌は、腸内細菌を整え、腸管粘膜の免疫力を高める働きをします。

腸管の免疫力が高まると全身の免疫力が高まって、唾液腺では唾液中のIgAも増えるのです。

ヨーグルトに限らず、納豆などの発酵食品の摂取によって腸管免疫力を高めることも効果的です。

近年の研究によって、ヨーグルトを毎日摂取していると、インフルエンザウィルスに反応しやすいIgAが増えることがわかっています。

インフルエンザ予防のポイントは、手洗い、マスクの着用などによって、手についたウィルスを鼻やのどへ接触感染させないことです。

万一、ウィルスがのどに入ったときでも、唾液中のIgAを活発に働かせてインフルエンザを予防したいものです。

 

軽い運動を毎日行うことも大切

分泌量が多くIg A濃度が高い質のいい唾液は健康維持や病気の予防につながります。

ストレッチなど軽い運動、発酵食品や食物繊維をバランスよく食べる、乳酸菌を毎日摂る、水分をこまめに摂る、唾液腺マッサージも唾液の量を増やすのに効果的。

日々の生活で唾液力を高めることが免疫力アップにつながります。

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