おやつは何時にどのくらい食べれば良い?
2021/01/05
目次
昔から「おやつは3時」と言われているように3時に食べるのがベストなのです。
最も太りにくい時間帯とも言われていることもあり、うまく活用すればダイエット中でも強い味方になってくれそうです。
「3時のおやつ」の由来ってなんなのでしょうか?。
1日の楽しみである3時のおやつ!!
「今日は何を食べようかな?」と心をはずませる人もいるかもしれませんね!
しかし、よく考えてみると、なぜ「おやつは3時」と言われているのでしょうか?
おやつは、漢字で「御八つ」と書きます。
その由来は午後2時から4時までの時間をさす江戸時代の言葉「八つ時」(やつどき)という言葉からだそうです。
食事と食事の間の空腹感を抑える軽食をおやつと言っていましたが、時代が進むにつれ、時間帯を問わずに広く使われるようになったのです。
その後、カステラや和菓子のブランドで知られる文明堂がCMで「カステラ一番、電話は二番、三時のおやつは~」と言うキャッチフレーズ放送したこともあり、「3時のおやつ」という概念が浸透したようです。
3時のおやつは太らない?
午後3時頃は脂肪を溜め込ませるBMAL1(ビーマルワン)というたんぱく質が1日の中で最も少ない時間帯なので、食べたものが最も脂肪になりにくい時間帯でもあるのです。
また、このBMAL1(ビーマルワン)は、午後3時頃に最も数が少なく、午後10時以降になると数が多くなるそうです。
おやつの食べ方
まず、おやつの食べ方は、「楽しく適度に」ということです。
おやつを食事のかわりにするのはだめです。
朝、昼、夕の3食をきちんととることが基本であると覚えておきましょう!
おやつは甘いもの・お菓子という概念がありますが、ナッツやチーズなど、食事だけでは摂取できない栄養分を補える物を選ぶことが大切です。
食事と食事の間隔が空きすぎると、必然的に一度の食事量が増え、内蔵への負担が大きくなりますし、勉強や仕事の合間の間食は、気分転換にもなります。
3時のおやつは、昼食と夕食の間のつなぎの空腹を抑えるエネルギー補給源ともなっている。
1個が約400kcalほどもあるショートケーキを食べたとしても、夕食までに3~4時間ほどあいていれば、消化されてしまい、糖分によって高まった血糖値も下がってしまうので、夕食に影響を与えることはありません。
おすすめのおやつ
おやつにはビタミンやミネラルが多く消化もよい果物や野菜がおすすめです。
これでは物足りないと思う場合、低脂肪のヨーグルトやチーズ類、食物繊維の多いドライフルーツやビタミンEが豊富なナッツや甘栗ならダイエット中の人にもいいようです!
洋菓子より和菓子を
洋菓子などに多く使われている生クリームやバターは糖分&脂肪が多く高カロリーです。
お団子やお餅の和菓子の材料はほとんどが糖分なので、脂肪に比べてカラダに蓄積されにくくいため、食べるなら和菓子がおすすめです。
お菓子より低GI食品を
さらに食べるのなら低GI食品がおすすめです。
さつまいもやヨーグルトなどの低GI食品は、消化吸収がゆっくりなため血糖値の上昇は緩やかになり、またインスリンの分泌も少ないため長時間安定して満腹感が続きます。
ゆっくり時間をかける
おしゃべりしながらゆっくり時間をかけてお茶などの水分と共に摂りましょう。
満足感とともに満腹感も味わえます。
食べ過ぎには注意!
食前におやつを食べてしまい、食事の頃にはお腹が満たされていては、本末転倒です。
食事との間隔は2時間以上あけて、だらだら食べるなどのおやつの食べ過ぎに注意したいものです。
お菓子の食べ過ぎによって主食がお菓子に入れ替わってしまうなんてことは厳禁です。あくまでも軽食ということを忘れないように!
おやつでカロリーを摂りすぎないようにしたいものです。
おやつは、1日に200kcalまでにしておきましょう。
ダイエット中やカロリーを気にしている人は「太るから」といっておやつを我慢しがちですが、適切な量と時間を守れば、必ずしも悪影響を与えるものではありません。
ガマンしすぎてストレスをためるほうが、健康にはよくありません。