コロナウィルス

新型コロナと血液型には関係がある!?

2020/06/19

中国武漢市の研究で「新型コロナウイルスにかかりやすい血液型がある」ことを示唆する驚きの研究結果が公開された。

「血液型と新型コロナウイルス感受性の関係性」と題し、中国の武漢大学や南方科技大学などの8つの医療機関の研究者らが著したこの論文は、医療関係者らの注目を集めている。

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A型の血液型は感染率が高い

論文の内容は、武漢市と深セン市の新型コロナウイルス感染者2173人の血液型パターンを分析したところ、感染者、死亡者ともに「A型の血液型を持つ人の割合が高かった」というものだ。

データの前提となる現地の血液型分布を見てみると。武漢市に住む健康な市民の血液型はA型32.16%、B型24.90%、AB型9.10%、O型33.84%としている。

A型が多い日本人とは違い、O型が最多という構成になっている。

ウイルス感染者の中で最も多かった血液型は前述の通りA型で、37.75%を占める。
続いてB型26.42%、O型25.80%、AB型は10.03%という順だ。

さらに、感染後に死亡に至った人の血液型を分類するとA型41.26%、B型24.27%、O型25.24%、AB型9.22%という結果。

なんと死亡者の4割以上がA型という衝撃のデータが明らかになったことになる。

 

なぜ、血液型で感染の差がでるのか

コロナウイルスにかかると、人間の肺にある「ACE2」というたんぱく質でできた受容体がウイルスを取り込んでしまうことで感染が起きます。

そのとき、受容体にウイルスがくっつくのを邪魔する物質が存在するのです。
それが「抗A型抗体」です。

ところが、A型の人はこの抗体を持っていないのです。

2003年から大流行したSARSもコロナウイルスの一種であり、やはりA型の人がウイルスを取り込みやすく、感染者が多いことが明らかになっています。

抗体とは

抗体とは簡単に言えば、体内でウイルスを攻撃する物質のことです。
それぞれの血液型で抗体の特徴が異なり、それが血液型によってウイルスの感染率が変わる理由なのです。

東京医科歯科大学名誉教授で『病気の9割は免疫力で防げる』(エイ出版社)の監修を務める藤田紘一郎さんの解説によると。

A型の人の血しょうには『抗B抗体』が含まれており、
B型の人は『抗A抗体』を持っています。
O型の人は『抗B抗体』も『抗A抗体』も両方持っていますが、
AB型の人はどちらの抗体も持っていません。

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O型の人は、血しょう中で『抗A抗体』と『抗B抗体』という2つの抗体を絶えず作り続けている。
つまり、免疫力を常に活性化させているわけで病気に強い。
序列でいうとO→B→A→ABの順番に病気に強いといえます。

ウイルスや細菌と闘う抗体はリンパ球から作られる。藤田さんが人間ドックを受けた5000人の成人の血液を調べたところ、リンパ球の割合がいちばん多かったのがO型(39%)だったそうです。
続いてB型(37%)、A型(36%)、AB型(34%)という順だったというから、まさに免疫と血液型が関係していることが示された形だ。

新型コロナウイルスの感染率でAB型が低かったのは、中国にAB型が少なくサンプル数が充分ではなかったようです。

 

新型コロナウイルスの研究は、世界中で進められています。
早く治療薬とワクチンの完成が求められます。

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