4 糖尿病

糖尿病の生活と改善方法 (HbA1cの基準値は)

2020/07/09

糖尿病の症状

食事で、ごはんやパンなどの炭水化物を摂ったり、飴やケーキなどの糖分を摂ると、体内でブドウ糖に分解されて血液中に送られ、血糖値は上昇します。

健康な人の場合は、すい臓から分泌されたインスリンによって、ブドウ糖は処理されて、上がった血糖値は正常に下がります。

 

しかし、糖尿病の人は、すい臓の働きが悪く、インスリンの分泌量が足りないために、ブドウ糖が処理できずに血液中で過剰となります。

つまり血糖値が高い状態が維持されます。

スポンサーリンク

糖尿病では、血糖値の管理が大変重要となります。

高血糖の状態が続くと、血管に血栓ができたりして、動脈硬化などにより合併症を引き起こす可能性が高くなるのです。

糖尿病の怖いところは、その合併症にあるのです。

日々血糖値をコントロールすることで、合併症を起こさないことが重要なのです。

血糖値(HbA1c)を管理する

糖尿病と診断されたときから、血糖値とヘモグロビンA1c(HbA1c)との闘いが始まります。

毎日、指示されたインスリン注射を朝晩行い、指示された薬を飲む、そして毎日血糖値を測定し、記録する。

さらに、月に1回、医師に記録を見せ、HbA1cの測定をしてインスリンの量を確認する。

また、眼底出血する場合もあるので、定期的に眼科で眼底撮影をしてもらい確認することが大切です。

この生活が一生続いていきます。

糖尿病の診断基準

糖尿病の診断は、血液検査によりますが、その基準には、次の2種類があります。

1.空腹時の血糖値が126mg/dl以上のとき
2.いつ測定しても、血糖値が200mg/dl以上と同時に、ヘモグロビンA1c(HbA1c)
の値が、6.5%以上のとき

これらのいずれかに当てはまれば糖尿病と診断されます。

スポンサーリンク

ヘモグロビンA1c(HbA1c)とは

血液中の余分なブドウ糖が赤血球のタンパク質であるヘモグロビンと結合したものを「グリコヘモグロビン」といいます。

このグリコヘモグロビンは、数種類ありますが、糖尿病と密接な関係にあるのが、「ヘモグロビンA1c」で、糖尿病の診断に最も重要な指標となっています。

ヘモグロビンA1cは、赤血球内の酸素を運ぶ主要な血色素であるヘモグロビンAに、血液中のブドウ糖が結合して離れなくなってしまったものです。

 

HbA1cが6.0%であれば、血液中のヘモグロビンAの6.0%がヘモグロビンA1C(HbA1c)になっているということです。

赤血球の寿命は、平均して120日くらいなので、ヘモグロビンA1cには、約4ヶ月前の血糖値が反映されていると考えられます。

また、血液中のヘモグロビンA1cの50%は過去1ヶ月以内に作られたものですから、ヘモグロビンA1cの値は、過去1~2ヶ月の平均血糖値の変化を見るのに適しているのです。

 

HbA1cの国際基準は

今まで、HbA1cの基準値に日本と世界との間で違いがありましたが、国際標準化に伴い、日本糖尿病学会の「糖尿病治療ガイド」によって、HbA1cの指標は次のように改定されています。

○HbA1c 6.0%未満 血糖正常化の目標

○HbA1c 7.0%未満 合併症予防の目標

○HbA1c 8.0%未満 治療強化が困難の目標

 

正常値は、以前は6.2%未満でしたが、6.0%未満に改定されました。

スポンサーリンク

-4 糖尿病