コロナウィルス

新型コロナ、迅速に開発・製造ができるRNAワクチンが開発中!

2020年5月19日(火)NewsWeekより

ワクチン開発を進めている米バイオ医薬企業のモデルナ社

(新型コロナウイルス感染症)のワクチン開発を進めている米バイオ医薬企業

のモデルナ社は5月18日、初期段階の治験で、被験者45人全員に同ウイルスの

抗体ができたことを明らかにした。

近いうちに安全かつ効果的なワクチンが入手可能になるかもしれないと期待が

高まっている。

 

同社は、RNAワクチンの開発を進めており、今回の治験は3月と4月に実施され、

18歳から55歳の男女45人が参加した。

第一段階の治験はワシントン州シアトルにあるカイザーパーマネンテ・ワシン

トンヘルス研究所で行われ、被験者たちは28日間隔で2回にわたってワクチン

の投与を受けた。

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中和抗体

報道によれば、2回目のワクチン投与から約2週間後の治験43日目で、被験者全

員が新型コロナウイルスの感染後に回復した人と同程度の抗体を獲得している

ことが分かった。また少なくとも8人については、ウイルスの増殖を予防する

「中和抗体」が確認できたという。

 

モデルナ社の最高医療責任者タル・ザクス博士は、「今回得られたデータは、

mRNA-1273には新型コロナウイルスの感染を防ぐ潜在的可能性があることを

実証するものだ」と述べた。

投与量が多いほど多くの抗体が作られる傾向にあり、第2段階の治験では投与

量を倍にするという。

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ワクチン開発状況

現在、モデルナ社をはじめとする5つの製薬会社がCOVID-19のワクチン開発を

進めている。

早ければ2021年にも実用化の可能性がある。

 

モデルナ社は1月から米国立衛生研究所と緊密に協力して、マウスを使った

ワクチンの開発および試験を行っており、3月に入ってからヒトでの治験に移

行した。

一般にワクチンの安全性が確認されるまでには何年もの治験が必要で、一部の

科学者は、ワクチンが秋までに完成することはないだろうとの見方を示していた。

しかし、もしモデルナ社の今後の治験でも良い結果が続けば、2021年までに安

全で効果的なワクチンを実用化することが可能となりそうだ。

人を対象にした治験の実施を認められているのは、モデルナ社を含む7社のみ。

これらの企業の多くが、化学合成が可能でより迅速に開発・製造が可能なRNA

ワクチンを製造したか、製造過程の段階にある。

 

体の免疫システムがウイルスを認識し、それに抵抗できるようにする通常のワ

クチンと異なり、RNAワクチンは体内の細胞に特定の病原体の一部を生成させ、

それに対する抗体を獲得させようとするもの。

比較的容易に安全性の高いワクチンを作ることができる。

 

ドナルド・トランプ米大統領は5月3日、アメリカで2021年までに新型コロナウ

イルスのワクチンが開発されると確信していると発言。「近い将来、ワクチン

が手に入ると思う」と述べた。

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