腎臓

腎臓のはたらき

2019/06/11

血液中の老廃物をろ過して取り除く

血液は、全身の細胞に酸素と栄養を届け、活動するためのエネルギーを

生み出しています。

その結果、体内ではさまざまな老廃物が発生します。

こうした老廃物は、汗や呼気、便、尿として体外に排出されます。

 

これらの老廃物は、肝臓で解毒されるものと、腎臓から尿として排泄される

物質に分かれます。

腎臓から排泄される老廃物はタンパク質が代謝されたもので、大半は、

尿とクレアチニンに分解されます。

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腎機能が低下すると、これらは体内に蓄積されるようになり、尿毒素の症状

を起こします。

したがって、血液中のこれらの濃度を測ることで、腎機能の状態を推測する

ことができます。

 

腎臓の働きは、次々と流れてくる血液中の老廃物を取り除き、きれいにして

再び体内へ戻すことです。

そのフィルターの役割をしているのが、左右の腎臓に200万個ある糸球体です。

しかし、糸球体に何らかの障害が起きると赤血球やタンパク質を通して

しまい、尿とともに排出されます。

 

赤血球がまじった尿が「血尿」、

タンパク質が排出された尿が「たんぱく尿」で、

いずれも腎臓に何らかの問題が生じている信号です。

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体内の水分量、電解質などをととのえる

腎臓は、体液の水分や電解質の調節、血液のpHバランスの調節、ホルモン

の分泌、血圧の安定、赤血球の産生、骨のカルシウム代謝を助けるなどの

役割を担っています。

 

体の約60%は、水分が占めています。生命維持にこの水分量のコントロール

が必要不可欠で、腎臓が尿の排出量をコントロールすることで、体液の

量や成分を調節しています。

 

体液には、水分のほかに電解質が含まれています。

電解質は、筋肉細胞や神経細胞の働きにかかわるなど、重要な働きをして

います。

主な電解質には、ナトリウム、マグネシウム、カリウム、カルシウム

などがあり、これらの濃度は高くても低くてもよくありません。

 

体内のpHバランスは、弱アルカリ性がよく、酸性になると細胞の活動に

支障が出てきます。

痛風の原因とされる尿酸も、腎臓でその排泄をコントロールしています。

尿酸は、抗酸化作用を持っているので、血液中に少なすぎてもいけません。

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腎臓から分泌されるホルモン

腎臓から分泌される「レニン」というホルモンは、血圧を上げるホルモン

の量を増やすことで、血圧を下がらなくする作用があります。

 

腎臓からは、造血にかかわるホルモンも分泌されます。

赤血球は骨髄でつくられますが、これをコントロールしているのが、

腎臓でつくられる造血ホルモンです。

腎機能が低下するとこのホルモンがつくられにくくなり、貧血になりやすく

なります。

 

このほかに、体内に取り入れられたビタミンDは、腎臓で活性化されて

より強力なビタミンDとなり、小腸と尿細管でのカルシウムの吸収を促し、

骨を作ります。

腎臓は骨を健康に保つために重要な働きをもつ臓器でもあるのです。

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