腎臓

腎臓病を予防する

2019/05/14

腎臓の働き

腎臓は血圧調整、体内での血液製造の促進、体液量の調整、ビタミンDの

製造などさまざまな役割を担っていますが、重要なのは、血液をろ過して、

老廃物を排出する役割です。

腎臓の機能が低下しても自覚症状はほぼないため、健康診断でクレアチニン値

の高さやたんぱく尿を指摘されても、病院へ行かずに放置する人が多いのです。

しかし、自覚症状が出たときには腎機能はかなり低下しています。

低下した腎機能を元に戻すことはできません。

 

いかに腎機能の低下を遅らせるかということになります。

腎臓の機能が低下して、腎臓が血液のろ過を行えなくなり、血液中の老廃物や

水分を体外に出せなくなったら、人工透析に頼るしかなくなります。

週3回、1回4時間程度の時間がかかります。

腎機能を低下させないこと、低下の兆候が見られたら病院へ行き、それ以上

低下しないように治療をすることが重要です。

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腎臓の機能低下のサイン

1.尿の色が赤みがかったり、褐色のことがある

血尿が疑われます。

腎臓の血液ろ過がうまくいっていない可能性があります。

2.尿の色が濁ったり、泡立っている

たんぱく尿が疑われます。

本来は体に必要なたんぱくは体の外に出さないのですが、腎臓のろ過機能が

うまく働かなくなると、たんぱくがろ過を通過して尿に出てしまいます。

3.顔色が悪いと言われたことがある

原因はいくつか考えられますが、その1つが腎不全による顔色の黒ずみです。

4.疲れやすく、なかなか疲れがとれない

腎機能が落ちてくると、疲れやすく、休んでも疲れがとれないようになります。

かなり進行しているので、早く病院に行く必要があります。

5.指輪や靴がきつくなった。むくみを感じる

腎臓の不調も大きな原因の1つです。

腎臓の働きが落ちて、体から水分が十分に排泄できなくなることによって、

体内に水分が余分にたまり、むくみます。

6.夜、3回以上起きて排尿に行く

中高年男性の場合、前立腺肥大が多く、そのため、頻尿の自覚症状があっても、

「年だから仕方ない」と考えがちですが、その陰に、腎不全が隠れている場合

があるので、診察を受けることをおすすめします。

7.健康診断でクレアチニン値が高かった

クレアチン値が高い原因は、腎機能低下のサインである場合が多く、その状態

を放置して、自覚症状が出たときには、人工透析間近になっています。

少しでも早く治療を始めることが大切です。

8.血圧が高い

高血圧と腎機能低下は相互に関係があります。腎臓のろ過機能が低下すると、

なんとかろ過しようと、圧力をかけるために高血圧になります。

逆に高血圧が長く続くと、腎臓の糸球体の細い動脈に動脈硬化が起こり、

ろ過機能が低下します。

9.血糖値が高い

血糖値が高いと血管が傷つきやすく、また硬くなりやすいため、全身の血管で

動脈硬化が進み、腎臓でも血管が硬くなり、血液のろ過がうまくできなくなっ

ていきます。

「糖尿病性腎症」という名がつくほど糖尿病でよく起こる障害で、

「糖尿病腎症」が人工透析の原因第1位です。

高血糖の治療を進めるとともに、腎臓をいたわって、腎機能低下が進まない

ように注意する必要があります。

10.脂質に関する数値に問題がある

血管に脂質がたまり、全身の動脈硬化が進み、腎臓の動脈硬化も硬くなり、

血液のろ過機能がうまく働かなくなります。

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腎臓病を予防する生活

慢性腎臓病(CKD)は日本人の8人に1人がなるとも言われている病気です。

人工透析が必要な慢性透析患者数は、増え続けています。

腎臓病が増え続けている理由は高齢化もありますが、腎臓病が日常生活の習慣

と深く関係があり、メタボが腎臓にダメージを与えるからです。

 

適度な運動が欠かせません。マラソンや球技などの負荷の大きい運動ではなく、

会話しながらできるくらいの有酸素運動が適しています。

毎日の運動習慣は血圧を適正にしてくれます。

 

ストレスをためないようにすること、睡眠をしっかりとること。

軽いスポーツや人とのおしゃべりなど、お酒などに頼らないストレス

解消法を見つけてください。

 

日本人は忙しくなると、睡眠を削りがちです。

睡眠や適切な休憩時間は最初からスケジュールに組み込んで、そこを侵食しな

いように心がけることが、健康を維持するためには非常に重要です。

トイレを我慢することは腎臓に大きな負担をかけるので、決して我慢せず、

行きたくなったらすぐにトイレに行くようにします。

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腎臓を悪くしない食事法

基本はバランスよく、規則正しい食事です。

現代の日本の食生活では野菜が不足して、脂肪とたんぱく質のとりすぎが多

く見られます。

 

肉を食べないなどといった我慢する食事は長続きしませんから、減らす意識

よりも、野菜をたくさんとるという意識を持つことです。

野菜に含まれるカリウムは、身体の塩分排泄をサポートして血圧が高くなら

ないように助けてくれます。

 

ただし、いったん腎臓が悪くなると、カリウムが適切に働かず、たまってしま

い、高カリウム血症を引き起こすので、注意が必要です。

健康な人が腎臓病にならないように心がけるべきことと、腎臓病になって

しまった人がすべきことは異なります。

 

まず野菜から食べることで空腹感がある程度満たされ、食べすぎを防ぐための

役にも立ちます。

塩分を多く摂ると、血圧が上がるばかりでなく、塩分排泄のための仕事が

増えて、腎臓の負担をかけることになるので、薄味を心掛けることが大切です。

 

出汁やスープなどうまみがきいた料理は塩分が少なくてもおいしいので、

ひと手間かけた料理を出してくれる店に行きましょう。

適度な水分補給も重要です。水は一気にたくさん飲んでも体に吸収されません。

少しずつまめに補給することで、体の中の必要な部分に水分が届きます。

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