1 健康長寿

人が持つ2つのエネルギーシステム

人の体には、「解糖系」と「ミトコンドリア系」のふたつの

エネルギー生成システムがあります。

それぞれの特徴を調べてみました。

 

解糖系

酸素がほとんどなかった古い時代の生命のあり方のなごり。

細胞質で、酸素なしにブドウ糖を使ってエネルギーを生む。

瞬発力として使われ、無酸素運動に関係しています。

もっとも活発にはたらけるのは、通常体温より低い33度くらい。

 

ミトコンドリア系

酸素が豊富になった地球で生まれた新しい生命システム。

細胞内のミトコンドリアが、酸素と栄養から、またクエン酸回路と

電子伝達系でエネルギーを生みます。

 

有酸素運動に関わり、持久力に使われます。

ミトコンドリアが豊富に存在する細胞は分裂が遅い。

もっとも活発にはたらけるのは、通常体温よりやや高く38度くらい。

スポンサードリンク

危機を乗り越える「解糖系」

人の細胞は、「解糖系」と「ミトコンドリア系」の2種類の発電所を

持っているのです。

解糖系は酸素を使わずにエネルギーを生み出す発電所で、短距離走など

瞬発的に力を出す無酸素運動を担っています。

 

瞬発力には、血流も関わっています。

毛細血管に血が流れていると顔色もよくなりますが、顔色の悪い人は

血流がほとんど止まっています。

 

瞬発力は、血液を止めなければ出ません。

解糖系は、血液を止めることで無酸素と低体温の条件をつくりはたらく

のです。

100メートル走も怒るのも瞬発力です。

瞬発力は危機を乗り越えるための体調なのです。

 

長続きするための「ミトコンドリア系」

ミトコンドリア系は、酸素を使ってエネルギーを生み出す発電所で、

長距離走やエアロビなどの持続的な有酸素運動を担っています。

 

ミトコンドリアの多いところは心筋ですが、1つの細胞にミトコンドリア

が5000個くらいあります。

それは、心臓は持続力の極限の細胞だからです。

骨格の赤筋と脳神経にもミトコンドリアが多いのです。

 

わたしたちには、冷やす世界と温める世界があるのです。

頭にきたり現実に立ち向かうためには、ときどき血流を止めてみなければ

いけません。

いつも血が通っているのは、温かすぎるのです。

 

ミトコンドリアは、現在ではなくてはならない細胞内の器官です。

スポンサードリンク

 

-1 健康長寿