ウォーキングで健康づくり !
人気があるウォーキング
日本でもっとも人気のある運動は「ウォーキング」です。
これは、ウォーキングが日常生活にとけこんだ運動で、気軽に取り組める
からです。
しかし、実際には、日本人の平均歩数は、男性で約8200歩、
女性で約7300歩です。
かなり歩いているようにみえますが、平均値ですから、毎日1万歩以上
歩く人がいる一方で、5000歩未満の人もたくさんいるのです。
とくに、事務職や主婦の方は、意図的に歩かなければ、運動不足に
なってしまいます。
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ウォーキングの効果
ウォーキングには次のような効果があります。
○心血管系を強化
軽い負荷を長時間かけ続けることで、心肺機能を強化する。
高血圧を予防・改善する。
血中のコレステロール値を下げ、心筋梗塞や脳卒中を予防する。
脳の血流を改善し、認知症の予防になる。
○肥満の解消
食事療法と組み合せることで、効果的に肥満を解消する。
○便秘の予防
規則正しい便通のある人ほど歩数が多い。
平均歩数が5000歩未満になると便秘気味になる。
○腰痛や関節障害の予防
腰の筋肉を鍛え、腰痛を予防する。
下肢関節に加わる衝撃は、ジョギングの半分程度なので、
スポーツ障害が起こりにくい。
○血糖値の改善
血糖値を下げたり、血液をサラサラにする効果がある。
ストレス解消に役立つ
歩くだけですが、こんなにも多くの効果があります。
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継続できるウォーキングのコツ
ウォーキングの目標として、「1日1万歩」といわれます。
これには理由があります。
事務職や主婦などの軽い運動量の生活の人は、健康維持のために、
1日200~300キロカロリーを運動で消費するべき、とされています。
時速5.4キロメートルで歩くと1時間で300キロカロリーとなります。
時速5.4キロメートルは、やや速足になり、歩数にすると9000歩くらい
となります。
女性の場合だと1万歩になります。
つまり1日1万歩で、1日の必要な運動量が達成できるのです。
しかし、運動不足の人が、いきなり「1日1万歩」を目指すのは
むずかしいのです。
すぐにバテてしまい、3日坊主で終わってしまいます。
1000歩プラスする
ウォーキングを長く続けるコツは、少しずつ距離を延ばすことです。
初心者は、まず「1000歩プラスする」ことから始めます。
通勤などで、1000歩は、およそ10分です。
このくらいならだれでも簡単に歩くことができます。
ちょっとの距離は歩く、バスやタクシーには乗らない、エレベーター
には乗らない、などの工夫をすると、すぐに1000歩は歩けます。
少しずつ距離を延ばして歩くようにすると、1日1万歩はすぐに
達成できるようになります。
まとめて1度に1万歩以上歩くのは、逆によくありません。
毎日、平均的に1万歩を歩くという習慣が大切です。
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