16自律神経

ヤル気を出すキーワード !

2018/01/04

言葉によって脳は動く

目から入る情報のほかに、耳から入る情報も脳のヤル気を出したり、

すぐにやらない言い訳を与えたりします。

 

耳から入る情報で大切なのは、自身で発する言葉です。

言葉によって、脳は動き出すのです。

脳をその気にさせる言葉の使い方を考えましょう。

 

言葉は、3つに分けられます。

1.主観的な言葉

2.客観的な言葉

3.経験的な言葉

 

主観的な言葉とは、目の前の仕事に対して、「面倒だ」などの

感情をそのまま表す言葉です。

 

客観的な言葉は、状況を描写する言葉です。

例えば、「今、座っている」などです。

 

経験的な言葉とは、状況をどのように感じているかを表す言葉です。

主観的な言葉と客観的な言葉の間に位置づけられ、「すぐやる」ための

カギとなります。

「書類が山積みで、仕事するのが億劫だ」といったように、自分が

抱えている問題を体の様子にして表現するのです。

スポンサードリンク

経験的な言葉がリハビリを変えた

脳梗塞で半身が動かなくなった時、その問題は、「動かない体」ではなく

その部分を動かすことを担っている脳に問題があると考えるのです。

 

そして、リハビリとしてやるべきことは、体をひたすら動かしてあげる

ことではなく、脳の問題を解決することです。

つまり、脳を動かしていくことです。

このときに使われるのが「言葉」であり、「経験的な言葉」なのです。

 

たとえば、右肩から手先までが動かなくなった人がいるとします。

「右手をあげてみてください」というと、顔をゆがめて力を入れますが、

腕は上がりません。

 

「どんな感じだったか」を聞くと、

「力が入らない」「動かない」と答えます。

これがそれぞれ、主観的な言葉、客観的な言葉です。

 

さらに、体がどんな様子なのかを聞くと、

「よろいを着ているようだ」「重い石がくっついているようだ」などと、

経験的な言葉に変わっていきます。

 

この、「よろい」や「石」が、脳の中でつくられている右腕の状態です。

そこで、この人に、「軽いよろいをつけているみたいに動かせますか?」

「よろいを着たまま動くことができますか?」と投げかけると、

反応が変わって、動かなかった腕から動きそうな様子が見え始めるのです。

 

脳を動かす言葉

人は、脳内でいつも何かの「仮想現実」を作り出しています。

それを表現して、「経験的な言葉」にすることで、仮想現実に合わせた

動きを体が取り戻してくれるのです。

 

人は、「やらなくては」と思いながらも手を付けられずにいることも、

脳を動かす言葉で表現することで、動き出せるようになるのです。

自分が経験したことを言葉にして話す。

これほど簡単に確実に脳を動かす方法はありません。

スポンサードリンク

 

-16自律神経